ハッカソンに挑戦したけど完成しなかった話
はじめに
きっかけは、あるハッカソンでのちょっとした成功体験でした。
「第一回 AI Agent Hackathon with Google Cloud」では応募した深夜のテックバープロジェクトが落選。
でも諦めきれずに参加した第二回で、AIMeeBoプロジェクトがFirebase賞という特別賞をいただくことができました。
結果ページ → 第2回 AI Agent Hackathon with Google Cloud
そのとき、ふと思いました。
「この勢いで海外ハッカソンも受賞できたら...かっこよくない?」
当時(現在も)育休中の私は、仕事がない分、集中して取り組めるだろうと思っていました。
そんなノリで挑戦した(失敗)記録を投稿します。
挑戦その1:Qloo LLM Hackathon
最初に見つけたのは、Qloo LLM Hackathon。
Qlooは、ユーザーの嗜好に関する膨大なデータを持つAPIを提供していて、それを使ったアプリケーションを開発するというお題でした。
仕様を眺めていて目を引いたのが、人々の属性に応じたヒートマップを生成できる機能。
普通なら属性を活かしたレコメンドアプリを作るんでしょうが、「あえてゲームにしたらインパクトあるかも!」とひらめきます。
ヒートマップ当てゲーム
- 出題者が「東京都に住む40代、サッカー好きの男性」などの条件を入力
- Qloo APIが、その条件に当てはまる人々の分布を地図上にヒートマップで表示
- 回答者はヒートマップだけを見て、元の条件を推測する
まずはBOTと対戦できるMVPを作り始めました。
↓動画
しかし、すぐに2つの壁に直面します。
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消えないバグ
ターン制のロジックで、ターンが進行しない。しかもなぜかプレイヤーが増殖し続ける…。デバッグしても原因が見えず、泥沼化。 -
致命的な誤算
いろんな条件で試してみても、ヒートマップの見た目がほとんど変わらない。結局、人口密度が支配的で、属性の違いが目に見えにくかったです。
つまり、
「このヒートマップを見て元の条件を当てる...? 無理じゃん。」
ゲームの根本が崩壊しました。
半分やる気を失った私は、次のハッカソンを探し始めます。
結局完成することはありませんでした。

挑戦その2:Google Gemma 3N Hackathon
次に見つけたのは、Kaggle開催の Google - The Gemma 3n Impact Challengen。
Googleの軽量モデル「Gemma」を使ったアイデア勝負です。
実装の負担が軽そうで、これならいけるかも...と思いました。
ちょうど育休中だった私は、こんなアイデアを思いつきます。
Gemmaを活用した赤ちゃん見守りアプリ
- カメラやマイクで赤ちゃんの泣き声や様子を検知
- Gemmaが状況を判断して親に通知
- 社会的意義もあり、「育休中の自分だから作れる」プロダクト
- Androidアプリ化すれば特別賞も狙えるかも?
そう信じてMacにAndroidエミュレータを入れ、開発を開始。
が、ここでも現実は厳しかったです...
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環境構築で時間を浪費
エミュレータのセットアップと動作確認だけでかなり消耗。 -
技術調査が進まない
モックは動いたけど、「Gemmaをエミュレータ上で動かす方法」が分からず調査が難航。
締め切りは迫る。育児は中断が多く、疲労もたまる。
気づけば、今回も提出は間に合いませんでした。

失敗からの3つの学び
海外ハッカソン2連不戦敗で終わった今回ですが、学びは多かったです。
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ハッカソン選びは慎重に
勢いだけで登録せず、スキル・時間・テーマが自分に合うか冷静に見極めるべき。 -
要素技術の事前検証は必須
「できるはず」で進めるのは危険。始まる前に、小さく試して動作確認すべき。 -
状況を過信しない
育休中でも「子どもが寝ている間に…」は理想論。実際は思った以上に時間も体力も削られる。
おわりに
これは私の「完成しなかった記録」ですが、挑戦したこと自体に後悔はありません。
(本当は提出まではしたかったです)
自分の課題も知ることができました。
しかし、完成せずとも、学んだことや試したことは全部、自分の糧になったと感じています。
懲りずに次を探していきます!
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