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物置の奥をのぞいたら
昔から、きれいに解決されない問題や、一筋縄ではいかない問題に、妙に引っかかるところがあった。
無限や矛盾、不完全や不確定――
中には解決ずみの問題もあれば、べつに引っかかりを感じる必要などなく、
なんらかの説明をもって明快に理解できる問題もあるのだろう。
しかし自分にとって、それらはどこか、物置の奥にしまい込まれた問題のように感じられる。
あえて触らなくても、生きてはいける。
だが、いつまでもモヤモヤと引っかかり続ける。
ここでは思い切って、その物置の中をのぞいてみることにした。
なにが出てくるかは分からない。
以下は、その過程を記したエッセーである。
エッセー一覧
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構造とはなにか:エピソード・ゼロ
└ 物置の扉を開けるところから始まる -
エッセー:見えない回路の話
└ 同じ機能が折り畳まれた構造を眺める -
情報の反物質を探して
└ 情報と対になる反情報を探る -
やわらかいデルタ
└ クロネッカーのデルタをファジーにする -
コーヒーが冷めないうちに
└ 時空の認識が入れ替わった知性と対話する
どこからのぞいてもよいし、途中で引き返してもよい。
物置の中は、まだ奥がある。
今のところ、自分でも全体は見えていない。
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