あまりだれも教えてくれないPC作業のコツ①ファイルリストの作り方
IT系のお仕事でいろんな事してきました。(20年超ぐらい)
SEやらテスターやら汎用機いじらされたりやら、セキュリティーやらされたりやらと、やたら職種横断的だったので、調査・資料作りを頻繁にしてきました。
そんな経験から自分で定番の情報整理方法を持っているんですが、案外教えてくれる人もないのかな?と思いまとめてみました。
一言で言うと複数Toolを使ってのリスト作りなので、分かってる人には常識かと思います。
が、実は新人教育などでは教えてもらえないのかも?と思ったり。
誰かの役に立つのなら幸いです。
超概要
複数のToolの特徴を良い所どりして、楽をして正確なファイルのリストを作る方法をまとめています。
(裏の目的)
「あ、単純な機能でもこんな風に組み合わせれば使えるんだなぁ」という気付きを持ってもらいたい。
想定読者
・なんとなくWindowsはつかえるよ。
・Windowsのエクスプローラーくらいはなんとなくわかるよ。
・ソフトのインストールはできるよ。
・Excelの操作はなんとなくできるよ。
というレベルの人を対象としています。
(非IT系会社の新入社員さんを想定)
想定してない読者
・IT業界長い人。マウスにボールが入っている事を知っている人。
(経歴長い人にとっては当たり前の話です。ただ、こうゆう”当たり前すぎるノウハウ”って明示的に教えてもらった事もないし、ドキュメントにもなかっったので、実は”穴”なのかなーと思って文章化しました。なのでキツイ突っ込みはしないでね)
参加メンバー(使うプログラム)
・DOS窓
・SakuraEditor
・Excel
メンバーから繰り出される技(プログラムでやること)
・DOS窓 ⇒ 「cd」「dir」
・SakuraEditor ⇒ 「置換ウインドウ(正規表現)」
・Excel ⇒ そのままコピペ(+「フィルター」)
やることのイメージ(絵)

処理方向は左から右です。
DOS窓で出したファイルリストをSakuraEditorの置換機能で一部を書き換え、Excelのシートに貼って完成です。
必要に応じてExcelのフィルターを設定してもよいと思います。
詳細解説
事前準備:SakuraEditorのインストール
SakuarEditorとはテキストエディターです。
便利なのでインストールしておきましょう。
(テキストファイルをいじる頻度が高ければ高いほどその恩恵を感じます)
本記事では「置換機能」を使います。

リンク
①DOS窓

DOS窓、正確には「コマンドプロンプト」といいます。
パソコンへの命令をすべてコマンド(文字)で打ち込みます。
文字入力インターフェイスなので Character User Interfa =CUIと言われます。
Windowsが出現する前のOS「DOS/V(どすぶい)」というのはこれで、そこから「DOS(どす)」とか「DOS窓(どすまど)」とか呼ばれます。
呼び出し方は検索窓に「DOS」と入れるとでてきます。
(実体はコントロールパネル→システムとセキュリティ→Windowsツール配下のものが呼ばれます)

DOS窓の消し方は「exit」と打ち込んでエンターキーを押せば消えます。
右上の×でも消せます。

DOS窓を使ってやることはファイル一覧の元ネタをつくる事。
そのために必要なコマンドは「cd」と「dir」の二つです。
「cd」 チェンジディレクトリ(Change Directory)
現在自分がいる位置を変えます。
[cd <移動したいディレクトリのパス>]を入れると移動できます。
あと [cd ../] とすると一階層上に行けます。
少し操作すれば体得できますのでいじってみて下さい。
「dir」は現在のディレクトリのファイル&フォルダ一覧を出力します。

ここで「ALT」キーを押しながらマウスで任意の場所選択するとしたのように矩形(四角)で選択できます。
選択した状態でおなじみの「Ctrl」+「C」でコピーします。

んで、これをテキストファイル開いて貼り付け(「Ctrl」+「V」)すると、簡単にファイル名の一覧が作成できます。

単純なファイル一覧が欲しければこれでOK
(またDOS窓の出力をファイルに出力する方法もあります。「DOSのリダイレクト」で調べてください。)
②SakuraEditor 「置換ウインドウ(正規表現)」
次はSakuraEditorを使って置換処理をしてみます。
置換というのは「文字の置き換え」です。
今回は”_”(アンダースコア)を”\t” (半角の円記号+t)におきかえます。
(置き換えの理由は③で説明します)

テキストファイルをアクティブ(操作可能な状態)にして「Ctrl」+「G」を押すと上のように「置換ウインドウ」が開きます。
やることは3つ
1.「正規表現」にチェックを入れる
2.「置換前」に”_”(アンダースコア)を入力する
3.「置換後」に”\t”(半角の円記号+半角のt)を入力する。
これを行ったあと「すべて置換」を押すと以下の様になったと思います。

つまり”_”(アンダースコア)の文字をTab記号に置き換えたという事です。
(半角の円記号+特定の文字で「制御文字」という特殊な文字が表せます。魏興味のある方は「置換」「正規表現」「制御文字」で調べてみてください。)
③Excelにコピペ
上の状態になったテキストファイルを全部選択し、それをExcelのシートに貼り付けてみてください。以下のようになったかと思います。
エクセルのシートではtab記号で情報を区切ります。
つまり、一行の情報でも、そのなかにtab記号がふくまれていると、
「ここで情報終わり!」と認識され、隣りのセルに情報がいれられます。

②で””(アンダースコア)をtabに変換したのは、Excelのシートのこの特徴を生かすためにしました。
情報が分かれている所(今回は””)で分割してシートにはりつけると、
移行のリスト作成が滅茶苦茶楽になります。
必要に応じてフィルターを設定するとさらに活用しやすくなるかと思います。

上でも言いましたが、知っている人にとっては当たり前すぎるノウハウかと思います。
が、この手のホントに基礎的なノウハウを文章化したものってないなー、そういえば俺も誰かに教わったわけではないなー、でも新人の頃に知ってたら楽だったかもなー… なんて思ったところから記事にしてみました。
誰かのお役に立てれば幸いです。
以上。
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