opencodeを使ってみよう(Anthropic と OpenAI、GitHub Copilotのサブスク対応)
この記事はLivetoon Tech Advent Calendar 2025の15日目の記事です。(おや、今日は2026年、1月5日...妙だな...)
はじめに
こんにちは!
AIキャラクターアプリkaiwaを開発している株式会社Livetoonの開発マネージャーの土川です。
kaiwaの公式サイト
今回のアドベントカレンダーでは、LivetoonのAIキャラクターアプリのkaiwaに関わるエンジニアが、アプリの話からLLM・合成音声・インフラ監視・GPU・OSSまで、幅広くアドベントカレンダーとして書いて行く予定です。
是非、publicationをフォローして、記事を追っていって見てください!
opencodeとは?

opencodeはOSSで開発されている、ClaudeCodeやCodexのような、コーディングエージェントソフトウェアです。
ClaudeCodeやCodexは、ClaudeやGPTシリーズなどの、決められたモデルしか利用出来ません。(一部、ClaudeCodeの環境変数を弄ってZ.aiのGLMなどを使う方法などありますが、あまり一般的ではありませんね)
opencodeは、AnthropicやOpenAIなどの大手と繋げられるだけで無く、BedrockやAzureOpenAI・Vertex、少しニッチになるとCerebrasやCloudflareAI・Z.ai、更には、OllamaやLM StudioなどのローカルLLMソフトウェアにさえ繋ぐことができます。(逆にProvider定義されていない&独自プロトコルで繋げれない商用サービスがあるか知りたいくらい。)
また、opencode自体が運営しているopencode ZenというLLM Providerもあります。こちらはcluadeやgpt-5シリーズ、glmなど一通り使えるプロバイダーになっています。普段はAnthropic/OpenAIのサブスク利用だけど、少し別のモデルを使いたい場合は、opencodeへの支援の気持ちも込めて使ってみるのが良いかもしれません。

紛らわしいですが、今回紹介するopencodeとOpenCodeは別物となっています。
とりあえずセットアップしよう
まあ、何がともあれ使ってみないと良くわからないですよね。
どうせ、この記事を読んでいる人は既にClaudeCodeやCodex、GitHub Copilotなどを契約して使いこなしている人でしょうから、そのサブスクを有効活用する方法も含めてセットアップしていきます。
opencode CLIをインストール
トップページを見ると、opencodeはLinux, MacだけでなくWindowsにも対応しています。
公式ページを見に行くと、デスクトップ版もあるように表示されていますが、ちょっと待ってくださいね。まずはCLI版を入れましょう(理由は後で説明します)
サイト見に行くのが面倒な人向けにbrewとcurlでのインストールコマンドを貼っておきます(私はMacではbrew、Linuxではcurlで入れました)
brewでのインストール
brew install opencode
curlでのインストール
curl -fsSL https://opencode.ai/install | bash
インストール後、.bashrcや.zshrcの再読み込みを忘れずに
source ~/.bashrc
source ~/.zshrc
Claude Pro/Maxサブスクを利用出来るようにする
(参考)Claude Pro/Max を接続する手順(自己責任)
まずは、下記コマンドでproviderごとのログイン処理を起動します。
opencode auth login
起動したら、矢印キー操作でAnthropicを選択し、EnterしてClaude Pro/Maxを選択します。

選択すると、認証用のURLが表示されるので、コピーしてブラウザーで開き、Anthropicのログインと接続の承認を済ませます。
そうするとAuthentication Codeが表示されるのでコピーして、それをコンソールに貼り付けます。

これでログイン完了です。
opencode
でopencodeを起動して、Ctrl + Pでメニューを開き、Switch modelを開くと、しっかりとAnthropicのモデル群が使えるようになっていることが確認できます。

OpenAI Plus/Proサブスクを利用出来るようにする
以前は、opencode公式がAPI Keyでの認証しか対応していなかったため、ChatGPT Plus/Proサブスク(Codex Subscription)を使うにはプラグインを入れてOAuth接続する必要がありました。
現在はopencode公式でChatGPT Plus/Pro (Codex Subscription)が使えるようになっているので、基本的にはプラグイン無しでログインできます。
opencode auth login
起動したら、矢印キー操作でOpenAIを選択し、EnterしてChatGPT Plus/Pro (Codex Subscription)を選択します。
そうするとブラウザが開くのでChatGPTのログインを済ませてしまいましょう。
ちなみに、Codexの今週の残り使用量などは以下のページから確認できます。
chatgpt.com/codex/settings/usage
旧方式: プラグインでOAuth接続する(opencodeが未対応だった頃)
具体的には以下のpluginを利用します。これでChatGPTをOAuth経由でopencodeに接続します。
まずは、opencodeコマンドを実行して、opencodeを一度起動しておきます。これによりホームディレクトリの.configフォルダ内にopencodeフォルダが作られます。そこにopencodeの設定のJSONファイルを上記リポジトリを参考に作成します。
~/.config/opencode/opencode.jsonを開いて中身を公式Repoで紹介されているJSONにしましょう(初回なので、そもそもjsonファイルがない場合があります。その場合は手動で作成してください)
上記設定が済んだら、下記コマンドでproviderごとのログイン処理を起動します。
opencode auth login
起動したら、矢印キー操作でOpenAIを選択し、EnterしてChatGPT Plus/Pro (Codex Subscription)を選択します。
(当時は、このプラグインを入れないと、ここにはAPI keyの選択肢しか出ません)

そうすると、勝手にブラウザが開かれるのでChatGPTのログインを済ませてしまいましょう。
ログインを完了するとなんか格好いい画面が出てきますw

CodexCLIとポート番号が競合する場合
普段からCodexを使っている人だと、以下の写真のようにポート番号がCodexと競合します。

作業しているCodexが無いかを確認した上で以下のコマンドでCodexCLIを殺しましょう。
sudo kill $(sudo lsof -t -iTCP:1455 -sTCP:LISTEN)
上記の対処のあと、再度ログインをopencode auth loginからやり直してみましょう。
GitHub Copilotサブスクを利用出来るようにする
GitHub Copilotのサブスク(Copilot Pro/Pro+)もopencodeから利用できます。
GitHub CopilotはProvider側が公式で利用を認めている&色々なモデルを利用できるので、opencodeを使う上でかなりおすすめです。
プランもProで10ドル、Pro+で39ドルと非常にお手頃です。
まずは、下記コマンドでproviderごとのログイン処理を起動します。
opencode auth login
起動したら、矢印キー操作でGitHub Copilotを選択してEnterします。
すると https://github.com/login/device とデバイスコードが表示されるので、ブラウザで開いてコードを入力し、認可を完了します。

ログインが完了したら、opencode を起動して Ctrl + P → Switch model からGitHub Copilot経由のモデルを選べます。

使ってみよう(Claude CodeやCodexとの機能比較)
いつも使っているサブスクも紐付けれたところで、opencodeを使っていってみましょう。
opencode
起動とモード切替、モデル選択、その他メニュー

起動すると画面中央にロゴと入力画面が現れます。
まずはTabキーを押してみましょう。 PlanモードとBuildモードが切り替わります。

このモードは別途自分で定義することも可能です。
次にCtrl + Pを押して、コマンドメニューを開きます。

ここでは、モデル切替やセッション作成・切替など色々な機能があります。また、当該項目へのショートカットキー表示も併記されているので、慣れたらこっちを使う方が良さそうですね。(まだ私は慣れていないので、毎回ここで探しています。)
ちなみに、よく出来たGo製Bun製のTUIアプリということもあり、マウスでのクリックやスクロール操作にも対応しています。
ちなみにモデル選択では、opencode Zen経由で使える無料のモデルも選べました。
GLM4.7なども使えるのはかなりいいですね。

インストールの際に、デスクトップ版はまだ入れるなといった理由になっている機能もあります。
Open WebUIです。これを選ぶとローカルサーバーが立ち上がり、ブラウザー経由でopencodeの操作ができます。

これがWebUI。触ってみてですが、デスクトップ版と同じ機能のようです。
CLI版で立ち上がるWebUIとデスクトップ版が同じ機能なら、わざわざデスクトップ版を入れる必要はないかなと思うんですが皆さんどうですかね?

プロジェクトルールのMarkdownドキュメント
opencodeではCodexと同様、AGENTS.mdにルールを記載します。
また、~/.config/opencode/AGENTS.mdに書くことでグローバルに指示を乗せることもできます。
ここら辺はClaudeCodeやCodexと同じですね。
ToolとMCP
Tool
bashの操作やファイル操作、WebFecthなど、ClaudeCodeやCodexにある一通りの基本機能は実装がされています。
Codexにはない、LSPサーバーの機能があったりと、機能としてはかなり充実しています。(私がopencodeを使おうと思ったのもこのLSPサーバーサポートがあるから)
MCPではなく、別途標準スキルに追加してカスタムスキルをJSやTSで定義することも可能です。
import { tool } from "@opencode-ai/plugin"
export default tool({
description: "Query the project database",
args: {
query: tool.schema.string().describe("SQL query to execute"),
},
async execute(args) {
// Your database logic here
return `Executed query: ${args.query}`
},
})
MCP
リモートおよびローカルのMCPサーバーにも対応しています。ここはもはや標準装備で特に言うことはないですね。
FormatterとLSP
opencodeの強みの機能かなと思う2つです。
言語ごとにフォーマッタを効かせることができるようです。結構便利そう(まだ使っていない)
先ほども上げていましたが、LSPサーバー機能が利用できます。
セッション管理
セッションは自動でタイトルが付けられます。

このセッション間は自由に行き来ができ、 /forkでセッションを分岐したり、 /renameでセッション名をより分かりやすく変更することができます。新規セッションは /newでできます。
また、 /shareでその時のチャットセッションを共有するURLを発行することもできます。
以下は私が趣味で作っているものの、チャット履歴です。
カスタム要素
カスタムコマンド
ClaudeCodeやCodex同様にカスタムコマンドを定義できます。
キーバインドやテーマ
ここは当たり前すぎるので、省略
ACPサポートとSDK
AgentClientProtcolをサポートしているため、公式のCLIからではなく、JetBrainsのIDEから直接利用することもできるようです。
また、opencodeの実態であるサーバーへ接続するSDKやWebAPIに関してもドキュメントがあるため、操作アプリ自体を作ることができます。
私としては、ちょっとした移動時間でもコーディングAgentの様子を見たいので、この機能を使ってスマホから操作するアプリなんかを将来的には作りたいですね...
最後に
ここ数日使っていましたが、使える機能も十分で、ソフトウェアとしての品質も良く、十分実用的に使えると思います。
是非、ClaudeCodeやCodex以外の第3の選択肢としてopencodeを使ってみてください。
アドカレについて
12月の業務でのゴタつきも解消してきたため、頑張って残り分を書いて行く予定です。
修正
2026/1/6
Go製のTUIアプリ → Bun製のTUIアプリ:IME問題の修正PRを作りにコード見に行ったら、Bun製でした。OpenCodeの方と勘違いしていました。ただしくは今回紹介しているopencodeはBun製、別のOpenCodeはGo製です。
2026/1/17
- ClaudeサブスクBANの可能性を追記とOpenAIの利用方法を変更。
- 完全に公式に認められているGitHub Copilotのサブスクを使った方法を追記
- sessionの使い方を追記
Discussion