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ハッカソンに初参加した話

に公開

はじめに

初めまして、luy869と申します。今回は、初めて参加したハッカソン「技育 CAMP Vol.4」での経験を振り返るため、記事を書かせていただきます。

Zennでの執筆も初めてのため、至らない点も多いかと思いますが、ご容赦いただけると幸いです。

そもそも技育CAMPとは?(公式引用)

今回参加させていただいたのは、2025年6月7日〜8日に開催された技育CAMPです。

技育CAMPとは、エンジニアを志す学生にハッカソンと勉強会を通して継続的なインプットとアウトプットの場を提供するスキルアップ支援プラットフォームです。

このVol.4は1週間で開発を行うオンラインハッカソンとして開催されました。

作った作品:HDDミュージック変換機構

私たちは今回、「手元にある通常の音楽をHDDで演奏する機構」を開発しました。

このシステムは、音楽データを学期ごとに分解しMIDI変換、さらにモーターが動きやすいよう調整し、HDD自体から音を奏でるというものです。


HDD込みの写真が手元になく、写っているのはステッピングモーターだけです…

私の主な担当は、録画をする機構やその他の細々としたことの手伝いなど、ほんの一部分しか作っていませんが…、いずれはしっかりと活躍できるようになりたいです。

詳細なコードはGitHubリポジトリで公開しています。
https://github.com/lc-tut/hdd-music-web

また、実際に動作する様子をテストページで視聴できます。
https://jpm.mikuto.dev/

技術スタック

開発に使用した主な技術は以下の通りです。

  • フロントエンド: Vite,React,TypeScript
  • バックエンド: Go, Python, Arduino/C++,
  • ハードウェア制御: ESP32

今回のハッカソンでは、新しくGo言語ハードウェアとの連携に触れる機会があり、多くの学びがありました。

技育CAMPの流れ

今回のハッカソンは、以下の流れで進みました。

1. 開発案出し

何を開発するかについては、メンバーの一人が考えていたものがあり、そこまで苦労せずに決まりました。

2. 事前学習

今回のハッカソンではGo言語を使うと決まっていたので、Go言語の学習をしたり、録画関連(OBS)の連携など、自身の担当や必要になるであろう知識を学びました。

3. 事前開発

技育CAMPでは、本番の約一週間前からキックオフと呼ばれる集会があり、その最中に事前開発がスタートします。今思うとこのタイミングでもう少し開発が進められていればよかったなと感じます。

4. 本開発

6月7日、技育CAMPの詳細な説明がされたあと、スタートコールがあり本開発がスタートしました。
私達はメンバーの家に集まり夏合宿をしているような雰囲気がありました。

5. 発表

コードフリーズ後、約1時間発表の資料作成を行う時間がありました。その後、各チームごと自身が作成した物を発表しました。

残念ながら、入選ならず参加賞という結果でしたが、様々な気づきがあり、参加した事自体に大きな意義があったと感じています。

苦労したこと・ぶつかった問題

今回のハッカソンで思い出すのは、メンバーとの技術格差です、正直なところ、申し訳なさと無力感を強く感じました。
専門用語などがわからず、メンバーが何をしているのか全くわからないこともありました。

しかし、この経験を無駄にしないよう技術向上への原動力にしていきたいです。
ハッカソンで新しく触れたGo言語やハードウェアとの連携、そしてメンバーから教えてもらった技術を、これから自分のものにしていきます。

いつか「これは私が作った!」と胸を張って言える、そんな成果を生み出すために、今後も開発を続けていきます。

開発を振り返って得られたもの

今回のハッカソンで得られた経験は、私にとって非常に価値のあるものでした。

  1. 技術力の向上への原動力: メンバーとの技術格差を感じたことで、この経験を無駄にせず、技術向上への大きな原動力にしていきたいと強く思っています。
  2. 新しい技術: 新しく触れたGo言語やハードウェアとの連携、そしてメンバーから教えてもらった技術を、これから自分のものにしていきます。
  3. 他の学生や企業の方々との交流: 成果発表後、他のチームの方と話す場がありました。開発で苦労したことや、技術に対する考えなど、様々な人の意見を聞くことで、自分にはない考え方を学ぶことができました。
  4. チーム開発の経験と交流: 開発はメンバーの家に集まり行ったのですが、夕食に私が作ったパスタをみんなが美味しいと言ってくれてとても嬉しかったです。技術的な学びだけでなく、このようなチームでの交流も、ハッカソンの大きな魅力だと感じました。

まとめ

初めてのハッカソンでしたが、なんとか無事に形にすることができました。
今後は、このハッカソンで得られた経験や知識を元に、様々な開発を行っていきたいです!

最後になりますが、一緒に開発を行ってくれたメンバー、主催団体様、ほか参加者の皆様、ありがとうございました!

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