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技育CAMPでWEBアプリ開発をした話

に公開

はじめに

5月の25~26日に開催された技育CAMPにLinuxClubのサークルメンバーと参加してWEBアプリを開発しました。今回はその話について語っていきたいと思います。

そもそも技育CAMPとは?

概要
エンジニアを志す学生にハッカソンと勉強会を通して継続的なインプットとアウトプットの場を提供するスキルアップ支援プラットフォーム。

作った作品





詳細リンク

技術スタック

使用言語

  • TypeScript
  • Go
  • Typespec

フレームワーク・ライブラリ・モジュール

  • Next.js
  • Tailwind
  • Echo

デバイス

  • Android
  • iPhone
  • Web Browser

技育CAMPの流れ

開発案出し
アイディア出しの際に周りで何に困っているのかを検討すると、よく友人が学バスの時刻表が見にくいと困っていたのでこの際開発しようと考えました。

事前学習
開発するにあたってまず要件定義を行い技術選定を行いました。そこから担当を分け、必要な知識は本番までに手を動かしながら学んでいきました。今回私はフロントエンドを担当することになりました。まず設計思想であるクリーンアーキテクチャを学び、その後NextjsをReactとともに学習しました。

本番に向けて事前開発スタート
およそ本番の一週間前からキックオフと呼ばれる集会があり、開会宣言とともに事前開発がスタートします。そこから発表の5月26日のコードフリーズの時間になるまでに開発を行います。大学に勉強して授業が終わるとひたすら勉強と開発を行っていきました。基本的には個人で時には集まって作業することもありました。

いよいよ始まる本番
5月25日になり技育CAMPの詳細な説明の後スタートのコールとともに開発を始めます。その後、コードフリーズの時間まで通しで開発を行いました。

発表
コードフリーズ後1時間が与えられて発表の資料作成を行い、その後各チームごとに子だわあったポイントとともに発表を行いました。

結果
すぐれていた3チームに投票を行い集計した結果、私たちのチームは惜しくも入選ならず参加賞という結果になってしまいました。しかし、ここでの経験は参加賞以上の価値があったと感じています。

交流
企業の方といくつかのグループからランダムに集められた人で交流する機会がありました。開発の秘話や苦労話など面白い話をたくさん聞くことができました。

苦労したこと・ぶつかった問題

1.頭ではわかっていても実際にコードで書くとムズカシイ
初めてのNextjsでJotaiライブラリを使ってローカルリポジトリに保存というタスクを行っていた時、「ローカルリポジトリ」や「Atom」などの仕組みとしての意味は理解できる反面、コードとしてエラーが出た時に初心者すぎて何が悪いのかを特定するのにとても時間がかかってしまった。

2.アイディア出し
困ったことは何かと聞かれたときにすでに不便に慣れてしまっていることから不便に感じないという問題に気が付いた。これは開発者としてはあまりよくない思考だと感じたので今後は思ったことや気が付いたことはノートにとって有効活用しようと考えた。

3.ユーザーの視点に立つという難しさ
自分ではこれが使いやすい見やすいと思っても、実際に人に見せると色合いが見にくかったり使いにくいと言われた。そこから開発者と利用者の視点は少し違うのだと気づいた。そのため、実際に使ってみてユーザーの視点に立つ重要性を改めて感じた。

開発を振り返って得られたもの

1.ほかの学生や企業様の話を聞くことができること
どのような部分に視点を置き、そこからどのような問題点を感じるのか、そしてどうやって解決していくのかという意見は一人一人別の考えをもっていると考えている。そのため、人の意見を聞くことによって自分にはない着眼点や考え方など自分への反映を非常に多く行えるものだ思い、とてもためになったと感じた。
2.学校では触れることのできない多くの技術に触れることができること
今回開発したものとはまったく別の仕組みであったり、言語であったり様々な技術であったり、そのような自分にとって未知の領域の話を聞くことによって、その物への興味や関心が深まるのを感じた。そのため、今後もこのような様々なエンジニアや技術者に話す機会があれば、ぜひ積極的にはないしていきたいと感じた。

まとめ

初参加の技育CAMPでしたがサークルメンバーの助けもあり、無事に終えることができました。また、様々な技術に触れることで自分の可能性が開発期間を通して広がっていく感覚があるのをひしひしと感じており、今後の開発のモチベーションや様々な技術への興味、物事の視点が広がったと感じました。これからも、このバスアプリの開発を進めながら、興味ある分野へ積極的にアプローチしつつ少しずつ頑張ってきたいと思いました。

Linux Club - 東京工科大学

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