DockerでLaravel8を動かす為の環境を作る

DockerでLaravel8環境を作る、ついでにエディター

debianベースで作っていた環境をalpinelinuxベースバージョンでも作ってみたので掲載

WSL2でDocker Desktopを使っている人はボリュームマウントすると激遅くなります
マウントを止めるか、StoreからUbuntu20.04をDLしてUbuntu上でDocker建てましょう
ファイルシステムの問題なのでWindows10Proでhyper-v使える人はDocker Desktopのままボリュームマウントしても速度低下は起きません

前提

• Docker Desktopかそれに類するアプリインストール済み
• alpine linuxのコンテナをベースとしたイメージを使用
• ホストOSはwindows10 home
• オレオレ証明書付き
• 各操作はpowershell 7.xで実行

  ※sh系のコマンドに関してはコンテナ内で直接実行しても良いです

インストール手順

https://github.com/l-freeze/docker-alpine-laravel8
リポジトリをクローンしてREADMEに書かれている通りの手順を実施しつつ画面中に表示されるメッセージに従う事

1. ファイルのDL

powershell

git clone [e-mail]:l-freeze/docker-alpine-laravel8.git l-freeze
cd l-freeze

2. ビルド

powershell

docker-compose up -d --build

3. Laravelのインストール

powershell

docker exec -it lfreeze-php sh appinit.sh

1. livewireにするなら0、inertiaにするなら1を入力してエンター
2. yesにしたい理由が無ければno

4. DBマイグレーション

powershell

docker exec -it lfreeze-php sh -c "cd /var/www/lfreeze && php artisan migrate"

5. フロント周りのコンパイル

powershell

docker exec -it lfreeze-node sh -c "npm install && npm run dev"

※エラーが起きたらnpm updateしてからnpm installし直しましょう

備考

.envを書き換えるとアプリ名やディレクトリ名に反映される

この記事は書き換えていない事を前提として説明しています

動作確認

1. WEBサーバーの動作

http、httpsそれぞれ確認

1. http://localhost/にアクセス
2. https://localhost/にアクセス

2. DB、フロントの確認

1. https://localhost/registerから登録

エディターの設定

1. vscodeのインストール

dockerでの開発はvscodeが都合が良いのでvim派もvscodeを入れる事

2. 拡張機能のインストール

• vscodeを開き、Ctrl + Shift + xを押す
  ※または左端の壊れたテトリスのブロックのようなアイコンを押す
• dockerで検索しDockerをインストール
• Remote - Containersで検索しRemote - Containersをインストール

3. 動作確認

1. 左端のクジラのアイコンを押す
2. コンテナ一覧のlfreeze-phpを右クリックしてAttach Visual Studio Codeをクリック
3. Installing server...が終わるまで待つ
4. フォルダ選択で/var/www/lfreezeを開く

以上でdocker内のプロジェクトルートディレクトリ配下をvscodeで編集出来る環境が整う

まとめ

• 開発環境としてならdebian系をベースとしたイメージの利用を推奨

alpine linuxは使いにくいので、本番環境でコンテナ運用する予定が無ければ全く使うメリットがありません