Stable Diffusion 入門(インストールから画像生成・修正まで)
概要
この記事では Windows環境 での Stable Diffusion WebUI のインストール手順と、
画像生成作業の簡単な流れを解説します。
筆者の環境
- OS: Windows 11 25H2
- GPU: NVIDIA GeForce RTX3060 12GB
Pythonのインストール
Pythonは公式で推奨されている 3.10.6 を使います。
未インストールの場合はインストールします。
Pythonの公式サイトから3.10.6のインストーラーをダウンロードしてインストールするか、
pyenv-win をお使いの場合は次のようにしてインストールします。
pyenv install 3.10.6
Stable Diffusion WebUI(AUTOMATIC1111)のインストール
まず適当なフォルダを作ってコマンドプロンプトで開き、リポジトリをクローンします。
※ Gitがない方は公式サイトからZIPでDownloadして展開でもOKです。
git clone -b dev https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui.git
続いて stable-diffusion-webui\webui-user.bat を編集して起動できるようにします。
cd stable-diffusion-webui
code webui-user.bat # VSCodeで編集する例(なんでもいい)
webui-user.bat は初期状態では次のようになっています。
@echo off
set PYTHON=
set GIT=
set VENV_DIR=
set COMMANDLINE_ARGS=
call webui.bat
set PYTHON= と書かれている行を次のように編集します。
※ <UserName> のところはご自分のユーザー名に置き換えてください。
Python公式インストーラをお使いの場合↓:
set PYTHON=C:\Users\<UserName>\AppData\Local\Programs\Python\Python310\python.exe
pyenv-win をお使いの場合↓:
set PYTHON=C:\Users\<UserName>\.pyenv\pyenv-win\versions\3.10.6\python.exe
編集が終わったら、このバッチファイルを実行します。
webui-user.bat
初回実行時はここで必要なモジュールがインストールされます。
終了まで 5~6分かかると思います。
インストールが終わったら自動的にブラウザが起動しWebUIの画面が表示されます。
※ ブラウザが自動で起動しない場合は、手動でブラウザを起動し http://127.0.0.1:7860 にアクセスしてみてください。

2回目以降は webui-user.bat をダブルクリックして起動すればOKです。
モデルのダウンロード
今回は blue_pencil-XL - v7.0.0 というモデルを使わせてもらいます。
※ いろんなモデルがあるので、慣れてきたら自分好みの画像を作れるモデルを探すといいと思います。
ページを開いたら、右にある Download ボタンからモデルをダウンロードします。

bluePencilXL_v700.safetensors がダウンロード出来たら、それを以下のフォルダに格納します。
stable-diffusion-webui\models\Stable-diffusion
画像の生成
左上の checkpoint ドロップダウンリストから、bluePencilXL_v700.safetensors を選択します。
リストになかったらその右にある更新ボタン🔄️を押してから試してください。

続いてパラメータを設定していきます。
ここでは以下のようなパラメータを設定しました。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| Sampling method | DPM++ 2M SDE |
| Schedule type | Karras |
| Sampling Steps | 30 |
| Width | 1536 |
| Height | 864 |
| CFG Scale | 5 |
| Seed | -1 |
最後にプロンプトを設定します。
今回は以下のプロンプトを使いました。
(best quality:1.2),(masterpiece:1.2),(ultra detailed:1.2),(1girl:1.3),(semi long hair:1.2), pastel color illustration, silver hair, royal blue eyes, dark navy color coat, long skirt, ribbon, upper body, starry sky, (shooting star: 0.3), lake at midnight, moonlight, distant mountains, (facing viewer:1.3), closed mouth, gentle smile
bad hands, extra fingers, missing fingers, fused fingers, malformed hands, buildings, architecture, city, town, house, cabin, hut, bridge, tower, skyline, street, window, fence, power lines, back view
最後に Generate ボタンを押せば画像生成が開始されます。
私の環境で生成完了するまで1分程度かかります。
生成された画像が気に入らなければ、プロンプトやパラメータを変えて何度でもやり直せます。
※ 生成に失敗する場合は解像度を 1024x1024 などに下げてみて試してください。

生成された画像は以下のフォルダに保存されています。
stable-diffusion-webui\outputs\txt2img-images
画像のアップスケール
気に入った画像ができたら、その画像をアップスケールしてみましょう。
Extras タブを開いて、生成画像をドラッグ&ドロップします。
ここでは以下のパラメータを設定しました。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| Upscaler1 | R-ESRGAN 4++ |
| Scale by | 1.5 |

右の Generate ボタンを押せば画像がアップスケールされます。
ここでは 1536 x 864 の画像が 2304 x 1296 に大きくなりました。
アップスケールされた画像は以下のフォルダに保存されています。
stable-diffusion-webui\outputs\extras-images
細部の修正
画像の一部分だけを修正したい場合は img2img の inpaint 機能を使います。
今回は目を修正してみます。
img2img-inpaint を開き、先ほどアップスケールした画像をドラッグ&ドロップします。
そしてマウスを使って、瞳の部分だけをマスキングします。

下のパラメータで Only masked を選択し Generate ボタンを押せばマスクされた部分だけが再生成されます。
修正に関する指示がある場合は、上のプロンプトエリアに書いてください。
修正された画像は以下のフォルダに保存されています。
stable-diffusion-webui\outputs\img2img-images
完成
瞳がアレンジされて眼力がアップしました。
これで一応完成とします。

さいごに
本記事では Stable Diffusion WebUI のインストールから、画像生成、修正までを簡単に解説しました。
紹介してきたように Stable Diffusion を使えば手軽に画像生成を試すことができます。
ゲームだけにグラボを使うのはもったいないので、グラボを持っている方は是非お試しください。
それでは今回はこの辺で。
じゃあね♪
Discussion
ずっとエラーで困っていましたが、無事インストールできました。
ありがとうございます。