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AWS JAMとAWS GameDayに参加しました

に公開

はじめに

AWS Summit Japan 2024で開催されたAWS JAMとAWS GameDayに参加してました。
どちらも問題の公開が禁止されているので、具体的にどういった問題がでたのかには触れませんが、来年参加される方の参考になれば幸いです。

去年の様子

https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/aws-jam-report-aws-summit-tokyo-2023/
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/aws-gameday-at-aws-summit-2023/

予約

APN向けに先行で予約するタイミングでは私がログインした時点で予約が埋まっていました。
その後も2,3日はちょくちょくキャンセルとかでないかなと様子はうかがっていましたが、変わらず予約はできませんでした。

その後、以下のポストを見つけて、時間ちょうどにログインするとAWS Jamを予約できました!
GameDayは最初予約できなかったのですが、数時間後にもう一度予約ページにいったら予約できました。
当日キャンセル待ちもいたようなので、諦めずに予約を勝ち抜きましょう。
https://x.com/kuwablo/status/1795658399943893363

AWS JAM

13:00-17:00まで開催していますが、前後に説明や表彰があったので13:50-16:20の150分が競技に確保されていた時間でした。
タイムテーブル

JAM - 競技開始まで

入場するタイミングでクジを引き、その場でランダムにチームメイトが決まります。
チームメイトに自己紹介やお互いのスキルレベルの確認などをしました。
AWS JAMとして、競技の取り組みには一つの問題を全員で行うモブ型や二人ずつのペア型を推奨しており、ソロ型はSummitでは禁止となっていました。
私が参加したチームでは座席の隣に座っている人と組むように二組のペア型で課題に挑みました。

取り組み方

JAM - 競技中

個々の関連しない問題が全部で10問超あり、1問の中にポイントがもらえるタスクが複数あるような形式です。回答欄に答えを入力するパターンやボタンを押すことで設定した構成が正しいかどうかをチェックしてくれるような問題もあります。

お互いにどの問題に取り組んでいるかを声かけながら、簡単な問題から順に解いていきました。
難易度には以下3種類があります。hardが2問だったのは覚えているのですが、あとは忘れました。

  • easy
  • medium
  • hard

獲得できるポイントが少なくなりますが、ヒントを使うこともできます。段階的なヒントになっており、最終的には詳細な手順が出るようです。
まったく回答できないより、ヒントを見てでも回答したほうがポイントが高いので、わからなければ早い段階で見切りをつけるのも大事だと思います。

hardの1問に取り組んでいましたが、わからなかったのでヒントを全部使いました。
が、なにか設定を間違えたのか、焦っていたのかどうもクリアできずにタイムアップしてしまいました。。。

JAM - 競技終了

時間になると、問題にアクセスできなくなって競技が終了します。
最後に順位の発表と表彰をして終了です

AWS GameDay

13:00-17:00まで開催しています。
写真撮り忘れてたので具体的な時間を忘れたのですが、JAMとそんなに変わらなかったはずです。
GameDayは何回かアップデートされているらしく、Unicorn.Rentalsという会社がテーマになっているようです。
参加する前に以下のGameDay のポートフォリオを見ておくと楽しめるかもしれません。(見てなくても全く問題ありません)
https://aws.amazon.com/jp/gameday/

歴史

JAMと大きく異なるのは、Unicorn.Rentalsが持つサービスを改善していくことが目標になっていることです。
JAMの場合はそれぞれの単元でまったく別の背景がありましたが、こちらは一つの背景を持つ、個別のタスクに対してポイントが付与される形です。
また、Webサーバーが外部からのリクエスト処理することでもポイントが得ることができます。
つまり、早く問題を解いてサービスを改善することも大事ですが、サービスのダウンタイムを少なくしたり、より多くのリクエストを処理できるように改善することも重要な要素となります。

GameDay - 競技開始まで

AWS JAMと異なり入場順でチームが決まります。運営に言えば4人で好きなチームも組めるようでした。
私は一人で参加したので、AWS JAMと同じく初めて会った人とチームです。同様に自己紹介やチーム名決め、お互いのスキルレベルの確認を行いました。

GameDayではソロ型が禁止されていなかったので、それぞれで実施して、困ったら声かけるぐらいの緩い取り組みで行いました。

GameDay - 競技中

問題はセキュリティやネットワークなどのカテゴリーごとに分類されており、それぞれに難易度がついていました。
難易度は200や300などの、AWSでよく使われているLevelで表現されていますが、カテゴリーごとに5~7問ほどあって難易度もまちまちなのであんまりあてにしないほうがいいです。

https://dev.classmethod.jp/articles/what_is_aws_seminar-level/

ソロ型での取り組みだったので、誰がどのカテゴリーを取り組んでいるかを共有しながら進めました。
カテゴリー間で協力が必要な問題はないので、うまく問題が作られているようです。

問題の解答以外に、Webサーバーが正しく動作しているかのヘルスチェックが走ります。正しく応答しないとポイントを得られないので、何か変更を加えた際にはちゃんと正常動作をしていることを確認することをおすすめします。
私は2回ほどチームメンバーの指摘でミスに気付くをやらかしました。

GameDay - 競技終了

時間になると、問題にアクセスできなくなって競技が終了します。
最後に順位の発表と表彰をして終了です。

おわりに

JAM

まったく触ったことのないサービスというわけではなかったのですが、hardが難解でした。
何よりもhardに対してヒントを使ってでも解くに切り替える判断が遅かったかもしれません。

mediumの問題ですが、自分の得意分野を瞬殺できたのでよかったです。

GameDay

時間的にはだいぶ余裕がありました。ほかのチームもJAMの時よりも全問回答しているチームが多かったように見えます。
結果は4位だったので次回は3位以内を目指したい。

自分が取り組んだ範囲ではヒントを使わずに回答できたのも自信につながりました。

ポイントの獲得方法について理解しておくと、何をすればいいのかがわかると思います。あくまでも目的はUnicorn.Rentalsのサービス改善です。

総評

なかなかこういったイベントに参加できる機会は少ないと思うので、他の人にも是非おすすめしたいイベントでした。
スキルに自信がない方には、せっかくなのでペア型でいろいろ教えてもらいながら遊べる機会だと思います。

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