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ソフトスキルエンジニアの転職戦略 評価のバラつきを悪用する

2021/10/31に公開約1,400字

他人を評価すること。バイアス。


他人を評価する立場の人が重視するスキルは、「政治スキル」である。そして、政治スキルの重視は無意識下で行われる。

ハードスキルとソフトスキル


ハードスキルとは「専門知識」のことで、ソフトスキルは測定の難しい「問題解決能力」や「コミュニケーション能力」、「メタ認知能力」などのことである。

ソフトスキルの測定


ソフトスキルがあることを「予測」することはできる。
しかし、困難が待ち受けている。それは「[1]生産性のブラックホール問題」である。
現代の仕事は複雑で高度でかつ協同が必要な仕事ばかりである。
なので、特定の個人の生産性を数字で測るのがほぼ不可能である。
この種の問題を「生産性のブラックホール問題」と呼ぶ。

その仕事においてどうやって生産性を測るのかといえば「人間の主観」になる。

そして当然のように人間の主観にはバイアスが含まれる。
バイアスの含まれた主観により下された評価は当然の如く歪む。

誰が評価するかどうかは重要ではない。ここでの問題提起は「人間が評価する以上、生産性のブラックホール問題に完全に対処することはできない」という事である。

必然、ソフトスキルの中でも「政治スキル」だけが異様に高く評価されるようになる。

ハード重視の世界での生存戦略


僕がエンジニアに提案するのは、やはり「ハードスキル」を身に着けようということだ。
ハードスキルは転職市場での価値が高くなりやすい。
反面、ソフトスキルが生産性に与える影響は甚大である(時に生産性に革命をもたらす)にも関わらず、評価指標がそもそも成立していない。
このことから、転職市場における価値を高めるために「ハードスキル」を備えておくことをおすすめしておく。

それに、あなたがもし調査能力、認知能力といった「ソフトスキル」を備えているのならば、ハードスキルを身につけるのはそれほど難しくないはずだ。

ハードスキルが苦手なエンジニアへの生存戦略

あなたがハードスキルを習得するのが苦手だとすれば、あなたの市場価値は上げるのが困難になる。
しかし、安心してほしい。あなたが評価される道は用意されている。

ここでは、人間の評価基準が曖昧かつ個人により偏り・バラつきがある前提を悪用する

単純に言えば数を打つ戦略を採用すれば良い。
面接に多く望み、多くの会社を経験し、多くの人と会えば良い。

あなたがもしある特定のソフトスキルに優れているのであれば、あなたがもつそのソフトスキルを高く評価するバイアスを持った人は必ず存在する。
上記で述べたように、人間の評価基準は偏りがあり、バラつきがあるからだ。

上手く運が巡れば、あなたは市場から圧倒的に評価されることになる。
ソフトスキルはハードスキルでは代替できないからだ。

参考文献
脚注
  1. 大事なことに集中する―――気が散るものだらけの世界で生産性を最大化する科学的方法
    https://www.amazon.co.jp/gp/product/4478068550/ref=as_li_qf_asin_il_tl?ie=UTF8&tag=youyoko0e-22&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=4478068550&linkId=cfff2d7823bc2fadded9b3191a1b0039 ↩︎

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