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個人構築課題
ネットワーク構成
- 各ルータ、スイッチにホスト名を設定します。
- スイッチ1にはVLAN10とVLAN20を設定します。
- PC1はVLAN10に所属します。
- PC2はVLAN20に所属します。
- ルータ1はスイッチ1に接続するインターフェースにVLAN10 (192.168.1.0/25) とVLAN20 (192.168.1.128/25) のサブインターフェースを設定します。
- ルータ2にはリモートアクセス (SSH) を設定しますが、VLAN10に所属するPC1からのみ接続を許可します。
- ルータ1にVLAN10とVLAN20のPCに対してIPアドレスを自動的に割り当てるDHCPサーバを設定します。
構成図
設定要件
-
ホスト名設定:
- スイッチ1、ルータ1、ルータ2にそれぞれ指定されたホスト名を設定してください。
-
VLAN設定 (スイッチ1):
- 指定されたVLAN IDとVLAN名でVLANを作成してください。
-
ポートVLAN割り当て (スイッチ1):
- PC1が接続されるポートを、指定されたVLANにアクセスポートとして割り当ててください。
- PC2が接続されるポートを、指定されたVLANにアクセスポートとして割り当ててください。
-
サブインターフェース設定 (ルータ1):
- スイッチ1に接続する物理インターフェースに、指定されたVLANごとのサブインターフェースを作成してください。
- 各サブインターフェースで適切なVLAN IDのカプセル化を設定してください。
- 各サブインターフェースに指定されたIPアドレスとサブネットマスクを設定してください。
-
DHCPサーバ設定 (ルータ1):
- VLAN10およびVLAN20の各ネットワークセグメント用にDHCPプールを作成してください。
- 各プールで、指定されたネットワークアドレスとサブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNSサーバ情報を設定してください。
- 指定された払い出し範囲となるように、適切なIPアドレス(範囲)をDHCPの払い出し対象から除外してください。
-
PC IPアドレス設定:
- PC1とPC2のIPアドレス設定をDHCPクライアントに設定してください。
-
ルータ間IPアドレス設定:
- ルータ1とルータ2を接続する各インターフェースに、指定されたネットワークアドレスの中から使用可能なIPアドレスとサブネットマスクをそれぞれ設定してください。
-
リモートアクセス設定 (ルータ2):
- SSH接続を許可するために、指定されたユーザ名とパスワード、ドメイン名、RSA暗号鍵 (1024ビット) 生成の設定を行ってください。
- VTY回線でSSHログインを有効にしてください。
- SSHのバージョンは ssh version2を使用してください。
- PC1が所属するVLAN10のネットワークからのみSSH接続を許可するアクセス制御リスト(ACL)を作成してください。
- 作成したACLをVTY回線に適用し、特定のSSH通信をを許可してください。
主要パラメータ
-
ホスト名:
- スイッチ1:
SW1
- ルータ1:
R1
- ルータ2:
R2
- スイッチ1:
-
VLAN情報 (スイッチ1):
- VLAN ID:
10
- VLAN名:
Sales
- VLAN名:
- VLAN ID:
20
- VLAN名:
Engineering
- VLAN名:
- VLAN ID:
-
スイッチ1 ポート設定:
- PC1接続ポート (任意のポートを使用): アクセスモード, VLAN
10
- PC2接続ポート (任意のポートを使用): アクセスモード, VLAN
20
- ルータ1接続ポート (任意のポートを使用)
- PC1接続ポート (任意のポートを使用): アクセスモード, VLAN
-
ルータ1 インターフェース情報:
- スイッチ1接続物理インターフェース (任意のポートを使用)
- VLAN10 (
Sales
)用サブインターフェース:- IPアドレス:
192.168.1.1
- サブネットマスク:
255.255.255.128
(または/25
) - カプセル化: Dot1Q, VLAN ID
10
- IPアドレス:
- VLAN20 (
Engineering
):- IPアドレス:
192.168.1.129
- サブネットマスク:
255.255.255.128
(または/25
) - カプセル化: Dot1Q, VLAN ID
20
- IPアドレス:
-
DHCPサーバ設定 (ルータ1):
-
VLAN10 (
Sales
)用プール (Sales_POOL
):- ネットワーク:
192.168.1.0 255.255.255.128
- 払い出し範囲:
192.168.1.10
~192.168.1.100
- デフォルトゲートウェイ:
192.168.1.1
- DNSサーバ:
8.8.8.8
- 除外するIPアドレス/範囲:
-
192.168.1.1
~192.168.1.9
-
192.168.1.101
~192.168.1.126
-
- ネットワーク:
-
VLAN20 (
Engineering
)用プール (Engineering_POOL
):- ネットワーク:
192.168.1.128 255.255.255.128
- 払い出し範囲:
192.168.1.140
~192.168.1.240
- デフォルトゲートウェイ:
192.168.1.129
- DNSサーバ:
8.8.8.8
- 除外するIPアドレス/範囲:
-
192.168.1.129
~192.168.1.139
-
192.168.1.241
~192.168.1.254
-
- ネットワーク:
-
VLAN10 (
-
ルータ間接続情報:
- 使用ネットワークアドレス:
10.0.1.0/30
- ルータ1側インターフェースIPアドレス:
10.0.1.1/30
- ルータ2側インターフェースIPアドレス:
10.0.1.2/30
- 使用ネットワークアドレス:
-
リモートアクセス設定 (ルータ2):
- ユーザ名:
user1
- パスワード:
cisco
- ドメイン名:
example.com
- enableパスワード:
cisco
- RSA鍵長:
1024
ビット - SSHのみ許可
- SSH接続元を許可するACL (例: スタンダードACL 番号 1)
- ユーザ名:
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