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AI による生産性向上を確認するため、GitHub 活動量分析ツールの作った話

に公開

はじめに

AI ツールを導入してから、開発組織全体の生産性が向上していることはなんとなく感じています。
そのため GitHub の コミット数や PR 数・コード変更量・デプロイ数 といった活動量を、
組織単位で分析したいと考えていました。

これらは Fidy teams など有料のツールで確認可能ですが、
そこまでリッチな画面は必要ではなく、定期的にチェックできるだけでいいので、
有料サービスを使う気にはなれませんでした。

そこで、GitHub の活動量を集計・可視化する OSS ツールを個人で作りました

  • CLI でサクッと分析したい → github-activity-metrics
  • Web UI で見える化したい → github-activity-dashboard

作ったもの

🧰 github-activity-metrics

GitHub Organization / User の活動データを収集・集計する API + CLI ツールです。
コミット・PR・コード変更(追加・削除)・デプロイといったメトリクスを組織 / リポジトリ / メンバー単位で集計できます。
CLI で結果をすぐに確認できるため、分析だけしたい場合はこちらのツールだけでも十分です。 ([GitHub][1])

./bin/github-metrics show <organization>

Organization Metrics: <organization>
Time Range: 2025-12-05 to 2026-01-05

+--------------------+--------+
|       METRIC       | VALUE  |
+--------------------+--------+
| Total Repositories |    100 |
| Total Members      |     20 |
| Commits            |    900 |
| Pull Requests      |    200 |
| Lines Added        | 100000 |
| Lines Deleted      |  70000 |
| Deployments        |    200 |
+--------------------+--------+

api モードで実行すれば、Github の活動データを提供するバックエンドサーバーになります。
このバックエンドサーバーを使って、後述するダッシュボードと連携します。

👉 https://github.com/kurihiro0119/github-activity-metrics


📊 github-activity-dashboard

上記の集計結果を ブラウザでインタラクティブに見られるダッシュボードです。
期間指定やランキング切り替え、時系列グラフによって活動の推移を視覚化できます。
ローカルで起動すると次のような情報が見られます(下記はサンプル画面):

  • 日別の 時系列メトリクスグラフ
  • メンバーランキング
  • リポジトリランキング

などが一覧できます。 ([GitHub][2])

👉 https://github.com/kurihiro0119/github-activity-dashboard

他にも、期間を選択して生産性の比較が可能です。

個人の生産性も確認可能


CLI でのサクッと分析

github-activity-metrics は CLI が充実しているので、
「とりあえずこの期間で一番動いているメンバーだけ見たい」
といった用途でも簡単に使えます。

例えば:

# Organization 全体のメトリクス
./bin/github-metrics show example-org

# メンバー別一覧
./bin/github-metrics show members example-org

# リポジトリ別
./bin/github-metrics show repos example-org

# JSON 出力
./bin/github-metrics show repos example-org --json

といった具合に CLI だけで分析は完結します。


画面で見るメリット

CLI は即時結果が見られる一方で、
Web UI のダッシュボードでは次のような視点が得られます:

📈 時系列での動きが一目でわかる
📊 ランキングが見やすい
🔍 複数指標を横断して確認できる

例えば、特定メンバーがコミット数で上位でも、
PR 数や Deploy 数が低い場合のバランス感も一目瞭然です。

また、今回の目的は AI ツール導入によってどれくらい生産性が向上したかを確認することです。
そこで、生産性の差異を可視化する機能を作成し、今後の AI 活用の振り返りなどで私用する予定です。


なぜ作ったのか

GitHub のデータは非常にリッチですが、
公式の Insights 画面などでは 複数リポジトリを横断した比較やランキングが苦手です。
(例えばリポジトリ単体では Pulse などで基本的なアクティビティは見られますが、全体俯瞰はしづらい) ([GitHub Docs][3])

そこで、

  • チーム・組織全体の活動量を 見える化
  • CLI でプロジェクト履歴の分析を すぐに
  • Web UI でインタラクティブに 深掘り

といった体験を目指しました。


技術的なポイント(ざっくり)

github-activity-metrics の構成は次の通りです:

✅ GitHub API で全リポジトリ・全メンバーのイベントを収集
✅ 日・週・月 単位での集計
✅ REST API / CLI の両方をサポート
✅ ダッシュボードは REST API を叩いてリアルタイム表示


まとめ

今回のツールは、

📌 CLI だけで分析したい人
👉 github-activity-metrics

📌 ダッシュボードで視覚的に見たい人
👉 github-activity-dashboard

という 2 つの使い方ができるようになっています。

どちらも OSS なので、

  • チームの活動振り返り
  • 定量的な開発ペースの把握
  • ダッシュボードによる見える化

などにご活用いただけると嬉しいです。

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