💻

インフラ要件定義について

に公開

はじめに

今回、初めてとなるインフラ要件定義から参画させて頂きましたので、実際にどういうことを行ったのか備忘録として残しておきます。
筆者は、インフラエンジニア5年弱くらいの経験です。AWSを専門として、これまでは主に詳細設計以降のプロジェクトに参画してきました。
IaaS, サーバレス, コンテナの経験があり、AWS認定全冠取得しています。

成果物

最初に最終的にお客様に提出した成果物を以下に記載します。

  • AWS構成図
    • AWSの公式サイトからアーキテクチャアイコンをダウンロードし、Excel上で構成図を作成しました。PowerPointだと拡張するのが難しいため、Excelのほうが適しているという感じがしました。

https://aws.amazon.com/jp/architecture/icons/

  • 要件定義書

    • こちらもExcel上で作成し、システム概要やインフラ設計方針、AWSリソース構成などを記載しました。後述する非機能要件定義項目一覧の内容が漏れなく記載されていることにも注意して作成しました。
  • 非機能要件定義項目一覧

    • こちらはIPAが出している非機能要件グレードを元に各レベルを選択し、非機能要件を整理しました。お客様からの要求事項とこちら側の推奨項目を記載し、推奨する項目についてはお客様に了承を得てレベルを決定し、未設定の項目がないように対応しました。項目がかなり多いですがクラウドであれば対象外となるものも多いので、クラウドの良さを改めて感じました。提出物としては、レベルを色付けしたものを提出しました。

    https://www.ipa.go.jp/archive/digital/iot-en-ci/jyouryuu/hikinou/ent03-b.html

  • AWS料金表

    • こちらは上記3つの資料がおおむね出来上がってきた段階で各リソースの料金を公式サイトから算出しました。以下のサイトから各リソースの詳細事項を記載するとExcelで出力されるため、簡単に作成することができました。注意事項としては、ドルでの計算なので円に変換することと、各環境ごとに作成する必要があること、AWSサポートプランの費用を計算する必要があることです。

    https://calculator.aws/#/

Excel上でB3のセルが仮にドルから円に換算した1か月の料金だとすると、そこから税率(10%)とサポート料金(10%)を上乗せしています。

https://aws.amazon.com/jp/premiumsupport/pricing/

  • 申し送り事項
    • 今回の要件定義フェーズでまだ決定できなかった事項については、Excel上で申し送り事項としてまとめました。どうしてもサーバにインストールするライセンス関係の部分で確認に時間がかかるため、こちらの資料で確認できるようにしました。

そのほか使用した資料(Excel)を以下に記載します。

  • WBS
  • QA管理表
  • 利用希望ソフトウェア一覧

おわりに

案件の中身については書くことができないため省略しますが、今回初めて要件定義から参画しどのような提出物となるのか知らなかったため、記載しました。以前の案件では、要件定義書と基本設計書が同じであったり、会社によって違いはあるかと思いますが、おおむね同じだとは思うので次回以降に生かしていきたいです。そして、今後は基本設計に移っていくので、そのあたりの提出物についてもまた記載しようと思います。

Discussion