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ネットワーク基礎IP編

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IP アドレス
サブネットマスク
idea

IPアドレスとサブネット

IPアドレス（Internet Protocol Address）は、ネットワーク上の各デバイスを識別するための番号です。IPv4では32ビットの数値で表され、4つの8ビット（0〜255）の数字をドットで区切って表記します。

例：192.168.1.1

サブネットマスクを使うことで、IPアドレスをネットワーク部とホスト部に分割します。これにより、ネットワークを効率的に管理することができます。

CIDR表記（例：192.168.1.0/24）も重要な概念です。この「/24」はサブネットマスクのビット数を表しています。

  • クラスA：最初のビットが0（1.0.0.0〜127.255.255.255）

    • ネットワーク部：8ビット
    • ホスト部：24ビット
    • 大規模ネットワーク向け

  • クラスB：最初の2ビットが10（128.0.0.0〜191.255.255.255）

    • ネットワーク部：16ビット
    • ホスト部：16ビット
    • 中規模ネットワーク向け

  • クラスC：最初の3ビットが110（192.0.0.0〜223.255.255.255）

    • ネットワーク部：24ビット
    • ホスト部：8ビット
    • 小規模ネットワーク向け

  • クラスD：最初の4ビットが1110（224.0.0.0〜239.255.255.255）

    • マルチキャスト用

  • クラスE：最初の4ビットが1111（240.0.0.0〜255.255.255.255）

    • 研究用、将来の使用のために予約

サブネットマスク

サブネットマスクはIPアドレスのどの部分がネットワーク識別子でどの部分がホスト識別子かを定義します。
例えば、255.255.255.0（バイナリでは11111111.11111111.11111111.00000000）というサブネットマスクは、IPアドレスの最初の24ビットがネットワーク部であることを意味します。

サブネット計算の例

192.168.1.0/24のネットワークを4つのサブネットに分割する場合：

  1. 必要なサブネット数「4」表現するために必要な追加ビット数を計算します：2^2 = 4なので、2ビット必要です。

  2. ネットワーク部を24ビットから26ビットに拡張します（/24→/26）。

  3. 結果として以下のサブネットが得られます：

  • 192.168.1.0/26（使用可能アドレス：192.168.1.1〜192.168.1.62）
  • 192.168.1.64/26（使用可能アドレス：192.168.1.65〜192.168.1.126）
  • 192.168.1.128/26（使用可能アドレス：192.168.1.129〜192.168.1.190）
  • 192.168.1.192/26（使用可能アドレス：192.168.1.193〜192.168.1.254）

まとめ

ネットワークエンジニアとして第一歩を踏み出したばかりですが、初歩的基礎知識を身につけることができました。一つ一つ理解していくことで少しずつ全体像が見えてきます。
これからも学習を続けながら、実務での経験を積んでいきたいと思います。同じ道を歩む皆さんも一緒に頑張りましょう！

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