多人数でも話がしやすいビデオ会議システムを作って公開した

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こんにちは。koyoproといいます。

最近、組織的にリモートワークを行っている企業も多いと思います。そういう場合、飲み会というか、懇親会的なイベントをビデオ会議システムを使ってオンラインでやる、ということもあると思うんですよね。プライベートでもいろんな理由でオンライン飲み会をすることがあるんじゃないでしょうか。自分は仕事とプライベート合わせて今年何度かやりました。いわゆるzoom飲みというやつですね。
ただビデオ会議システムを使ったオンライン飲み会は、ある程度参加者がいるとやりづらいという声を聞きます。自分も以前知り合いと10人くらいで開催したときは、リアルの飲み会と比較して以下のような点が困るなーと思いました。

  • 全体で一つの場所を共有しているので、同時に少人数しか会話に参加できず、それ以外の参加者が話せない
  • だからといって部屋(URL)を分けると、他の部屋の雰囲気が全然わからないし、移動もしづらい
  • 別にずっと自分や相手の顔をアップで見ていたいわけではない

そのような課題を解消できないかなと思って、ひとつサービスを作って公開してみました。

多人数でも個別に話がしやすいビデオ会議システム

Floor 〜新時代のオンラインコミュニケーションツール〜

画面イメージ

じゃーん。
Floorは普通に「フロア」と読んでください。
ということで、以下はFloorというサービスについて機能とか技術的な概要とかの紹介になります。

サービスの機能

イメージは 『立食パーティー形式のビデオ会議システム』 です。ベースは一般的なビデオ会議システムなのですが、上記のような課題を解消するため以下のような機能を持っています。

  • 大きな一枚のフロア(画面)の中に各参加者が表示されます
    • 参加者はカメラ映像だったり、カメラOFFの場合はアイコン画像として表示されます
  • 参加者はフロアの中を自由に移動することができます
    • 自分のアイコンをドラッグすることで位置を変えられます
  • 自分から位置の近い人の声は大きく、遠い人の声は小さく聞こえます
    • これによって、それぞれ個別でのやりとりがしやすくなっています
    • 全体で一つの話をする必要はなく、話したい人や話題で集まって話をすることができます
  • フロア内でYoutube動画を共有できます
    • 話題に出た動画をみんなで見たり
    • BGMとして使うことを想定しています
  • 背景として自由に画像を設定できます(主催者機能)
    • 集まりの雰囲気に合わせた見た目にすることができます
    • 会の目的によっては、あえて座席指定があるような背景画像を設定するのもいいかもしれません
  • 参加者はカメラOFF時のアイコン画像を自由に設定することができます
    • カメラOFFでも無機質なアイコンにならずに済みます
    • 例えばオンラインオフ会(?)でTwitterアイコンを使うなど、会の雰囲気作りにも役立ちます

実際のところはまだどれくらいの人数まで快適に動作するのか測定できていないのですが…試してみたところ1フロア10人は普通に使えそうです。(仕組み的に)1フロアに50人くらいで使っても大丈夫なんじゃないかと予想しています

利用シーン

上記でも書いていますが、一番わかりやすいのはオンライン飲み会に使ってもらうことかなと思います。後はもう少し機能を拡張して勉強会みたいな集まりでも使えるようにしたいなと。その他、数十人程度までの集まりではいろいろ使い道があるんじゃないかと思っています。

2020年11月現在はβ版として無料で使えるようになっているので、気軽に使ってもらえます。

技術要素

Floorはビデオ会議システム自体を一から開発したわけではありません。ベースはオープンソースのビデオ会議システムであるJitsi Meetという製品を利用しています。Jitsi自体にWebRTCを利用した基本的なビデオ会議の機能が備わっているので、今回は独自に欲しい機能をその上に実装した形です。

サーバーサイドはJavaが使われているようですが、こちらは現状全く修正せずにそのまま使っています。
フロントエンドはReactを使っていて、webpackでビルドしたものをNginxを使って配信する形になっています。
現状はフロントエンドのみの修正で開発を進めています。

Jitsiの存在自体があまり知られていない(?)気がするので、タイミングがあればそれについての記事も書けたらいいなと思っています。機能が豊富でフロントエンドだけでもけっこう大きなプロジェクトです。

最後に

Floorは、今後も開発を続けて機能を追加していく予定です。コンセプトが近いサービスはいくつか確認していますが、機能などで差別化できたらいいかなと思っています(日本語対応含め)。

正直説明だけだとあまり伝わらない気もするので、よかったら一度使ってみてください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

⇒サービスを見てみる(floor.chat)