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AWS Summit 2025参加レポート!

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はじめに

先日、2025年6月25, 26日で開催されたAWS Summit 2025に2日間とも参加してきました。その時の様子をこの記事にまとめられればと思います!!

https://aws.amazon.com/jp/summits/japan/

会場の様子

基調講演を行っているメインステージでは「フェスですかこれは」ってくらいの照明とか、スモーク炊いてたりしています。

ブースエリアに出展しているブースの数もすごく、全体を見て回ろうとすると結構歩きます。

AWSのデータセンターの展示やAWS Outputsの展示だとかもありました。
昔、データセンター勤務してた頃がちょっと懐かしくなりました。

Startupのブースもあり、コミュニティでお世話になっている先輩エンジニアの方が所属する会社にも立ち寄らせていただきました。

https://x.com/kouzyunJa/status/1937772260234027411

サミット期間中は、お世話になっている企業の方や他の参加者ともたくさん挨拶できて、とても楽しかったです!

セッションまとめ

参加してきたセッションから、いくつかこちらにまとめていきたいと思います。

パナソニック エオリア アプリにおける、ユーザージャーニーを起点としたサービスレベルマネジメントの導入と実践

パナソニックのエアコン操作用アプリ「エオリア アプリ」に対して、サービスレベルマネジメントを導入し、どうシステムの安定稼働を実現させていくかの事例セッションです。

まずはオブザーバビリティとサービスレベルマネジメントの基礎説明からスタート。

  • SLA(サービスレベルアグリーメント)
  • SLO(サービスレベル目標)
  • SLI(サービスレベル指標)

その後、次のような流れでサービスレベルマネジメントを導入したという話がありました。

  1. ユーザージャーニーの整理
  2. 主要なユーザージャーニー(Critical User Journey)の特定
  3. SLI/SLO仮決め
  4. 指標に必要なメトリクス設計
  5. 指標実装
  6. 手順改善
  7. SLI/SLO計測・見直し

AWSとNew Relicと共同で行ったワークショップでは、主要なユーザージャーニー(CUJ)を丁寧に洗い出していく流れが紹介されていました。
実際にワークショップをやってみたことで、「自分たちでは気付けなかったユーザーが本当に求めている体験」に気付けた、という話が印象的でした。

AWS アーキテクチャ作図入門 2025年 Summer Ver.

Community Stageで行われた、AWSアーキテクチャ図の作成方法に関するセッションです。
これまで誰にも教わったことなく描いていたアーキテクチャ図について、改めてポイントを学べる内容でした。

一見すると良さそうに見える構成図ですが、実は多くの修正ポイントがありました。

また、AWSアーキテクチャ図を学ぶステップを次のようにあげられていました。

  1. 最新のAWSアーキテクチャアイコンを入手(最重要)
  2. Examplesをお手本に、作図してみる

英語でかいていますが、pptx内のExamplesに実はしっかり作図ポイントが書かれていたそうです。
あと、作図のタイミングでアイコンの最新版は絶対入手していこうと思いました。

組織全体で AWS コスト最適化を加速する

Cloud Intelligence Dashboards によってAWSのコストを可視化し、コスト最適化を実現させるまでの方法を紹介されたセッションです。

クラウドのコストはエンジニアだけでなく多方面のステークホルダーにとって重要なもので、
ダッシュボードにてコストを可視化し、「コスト最適化の文化」を組織全体に広げていくまでの話をされてました。

※コスト最適化に関するステークホルダー

  • エグゼクティブ
  • 購買担当
  • 財務担当
  • インフラチーム
  • アプリチーム
  • CCoE

FinOpsの実践は個人的にはこの先深めていきたいテーマでもあるので、Cloud Intelligence DashboardsのひとつであるCUDOS Dashboardでのコスト可視化はやってみたいなと思いました。

https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/aws-costdashboard-usecases-cud-cudos/

Amazon Security Lake を活用したセキュリティログの集約と AI による可視化の最前線

私の所属企業のSREチームの先輩のadachinさんが登壇されていましたので、応援に行ってきました!

セッションではAmazon Security Lakeを活用し、セキュリティログを一元管理・可視化・分析するまでのプロセスについて実例を交えて紹介されていました。

登壇前から登壇後までの様子は、adachinさん自身がまとめられたブログにも掲載されていますのでぜひご覧ください。

https://blog.adachin.me/archives/55483

「AWSパートナーエンジニア選出プログラム」の表彰式

Summit期間中には、APN加入企業を対象とした「AWSパートナーエンジニア選出プログラム」の表彰式も行われていたので、見に行ってきました!
この表彰式では、2025年版の選出メンバーが発表されました。

  • 2025 Japan All AWS Certifications Engineers
  • 2025 Japan AWS Jr. Champions
  • 2025 Japan AWS Top Engineers
  • 2025 Japan AWS Ambassadors

表彰式はめちゃくちゃ盛り上がっていました。熱量すごかったです。

まとめ

2日間のAWS Summitへの参加で刺激たくさんもらいました。
実務に活かしたい学びも多く、これからもやっていき!

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