大速度時代が来た。Cerebras × GLM-4.7が気になる
はじめに
業務自動化Pythonエンジニア。バイブコーディング歴1年 ≒ エンジニア歴。
「エージェント向け」、みんな同じこと言ってない?
コード生成、ツール駆動型エージェント、マルチターン推論に特化。
最近のLLM、みんなこう言ってる。
正直、もう横並びだと思ってる。
インターネットに繋がって同じ知識ソースを得て、ClaudeやChatGPTが売れてるからそこを目指して...みんな同じところを目指してる。「こう答えてほしい」が決まってる。
だからといって「モデルどれでもいい」とは思ってなかった。俺たちのClaudeを信じろ。
正直Sonnet 3.7くらいでも余裕で仕事できる(あるならOpus 4.5使うけどな!)。
Gemini 3が出ても、Codexが出ても、Claudeさえ使っておけばって感じだった。
Windsurfのswe-1.5で確信した
去年の9月、Windsurfが出してきた速度特化モデル。あれは確かに速かった。
友人(AIマン)は「バイブが追いつかない」と言ってお気に入りにしてた。
私も試してみた。
全然思った通り動かなかった。
右チャットアレルギーが出てしまったし、ターミナル操作が下手だし。速いのに使えない。
ここで確信した。ハーネス次第だと。
ハーネスとは
コーディングエージェントは「モデルの賢さ」だけじゃない。
- ファイル操作
- ターミナル操作全般
- MCP統合
- エージェント機構(並列実行、サブエージェント)
- ルールファイル(CLAUDE.md等)
これらのハーネスが揃ってないと、いくら速くても実用にならない。
Claude Codeに慣れたぬるま湯開発マンとしては、どうしてもここが大事。
そんな時、OpenCodeが面白そうだと気づいた
OpenCodeはCerebras対応してる。
つまり、使い慣れたハーネスのまま、爆速モデルを試せる。
Claude信者卒業か?
...とまでは言わないけど、ちょっと試してみたくなった。
Cerebrasとは
去年この記事を読んで感銘を受けた。
NVIDIA なぜお前が 至高の領域に踏み入れないのか 教えてやろう
小さく刻むからだ 繋がねばならぬからだ 汎用 GPU だからだ
参考: NVIDIA を超える AI チップ Cerebras の全貌 - Zenn
一言で言うと: NVIDIAがウェハーから小さく切り出してGPUを作るのに対し、Cerebrasはウェハー全体を1つの巨大チップにする。ギャグみたいなアプローチだけど、これが速い。
GLM-4.7とは
Z.aiから発表された最新モデル。
スペック:
- 355Bパラメータ(アクティブ32B)
- MITライセンス
- 開発者ベンチマーク(SWEbench、LiveCodeBench)でDeepSeek-V3.2を上回る
特徴:
- インターリーブド思考: 各アクション前に推論を実施
- 保持型思考: 推論コンテキストがターン間で保持される
- 日本語も得意: オープンモデルの中でもトップクラス
GLM-4.7を使う方法
選択肢
| 方法 | 速度 | コスト | 備考 |
|---|---|---|---|
| OpenCode Zen版 | 普通 | 無料 | アカウント登録不要 |
| Cerebras API | 爆速 | 従量課金 | 1,000 tok/s |
| ローカル | 遅い | 90万円〜 | Mac Studio 256GB必要 |
OpenCode Zen版(無料)
-
opencodeコマンドで起動 -
/modelsで「GLM-4.7 OpenCode Zen」を選択 - 無料で使える
参考: OpenCodeとGLM 4.7で無課金コーディングエージェント体験
Cerebras API経由(爆速)
OpenCodeはCerebrasを公式サポートしてる。
- Cerebras Cloudで無料のAPIキーを取得
-
opencode auth loginを実行 - プロバイダー選択で「Cerebras」を選ぶ
- APIキーを入力
-
/modelsでモデル選択
参考: Cerebras公式 - OpenCode連携ガイド
Cerebrasの料金体系
OpenCode経由(Inference API)
| プラン | 料金 | 1日の上限 | レート制限 |
|---|---|---|---|
| Free | $0 | 1Mトークン | 10 req/min |
| Developer | $10〜 + 従量課金 | なし | 250 req/min |
| Enterprise | 要問合せ | - | 最高 |
GLM-4.7の従量課金(Developer以上):
- 入力: $2.25/M tokens
- 出力: $2.75/M tokens
Freeは1日1Mトークンまで無料。 ただし速すぎてrate limitに引っかかる。毎回1分待たされるので、実用的には$10課金(Developer)が必要。
Cerebras Code(専用ツール)
定額で使いたいならCerebras Code($50/月〜)を使う必要がある。OpenCode経由だと定額プランはない。
ただし現在Sold Out。 Pro($50/月)もMax($200/月)も売り切れ状態。使いたい場合はDeveloper(従量課金)しか選択肢がない。
結論: OpenCodeで試すならDeveloper($10〜)一択。Freeはrate limitがキツい。
まとめ
大速度時代はすぐそこ。
大事なのはハーネスの中で使えるかどうか。
OpenCode × 大速度が勝利の鍵なのかも。
実際に使うとしたら?
oh-my-opencodeの構成で妄想すると:
| エージェント | モデル | 役割 |
|---|---|---|
| Planner-Sisyphus | Opus 4.5 | 設計・計画 |
| Sisyphus | GLM-4.7 | 実装(爆速) |
賢いClaudeが設計して、速いGLM-4.7が実装する。
この使い分け、最高に楽しそう。検証が楽しみ。
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