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Flask入門:高機能Webアプリを簡単に構築する方法

2025/02/19に公開

Flask(フラスク)は、Pythonで作られたシンプルで軽量なWebアプリケーションフレームワークです。柔軟でカスタマイズ可能なWebアプリを作るのに最適です。この記事では、Flaskの基本を学び、実際にWebアプリを作成する手順を紹介します。

apidog

Flaskの概要

Flaskは、WerkzeugとJinja2ライブラリを基盤とし、シンプルなAPIを提供します。その特徴は以下の通りです:

  • シンプルさ:簡単なAPIで、少ないコードでアプリを構築
  • 柔軟性と拡張性:ミドルウェアやプラグインで機能拡張が可能です
  • 軽量性:必要な機能だけを選んで使用できます
  • 強力なコミュニティ:多くの拡張機能やドキュメントが揃っています
  • 開発用サーバー:ローカル環境で簡単に動作確認ができるサーバーが付属

Flaskは、小規模から大規模までさまざまなプロジェクトに適しています。学習やプロトタイピングにも最適です。

FlaskでWebアプリを開発する方法

Flaskのインストール

まずはFlaskをインストールします。

pip install Flask

簡単なアプリの作成

次のコードで最も簡単なFlaskアプリを作成できます。

from flask import Flask
app = Flask(__name__)

@app.route('/')
def hello():
    return 'Hello, Flask!'

if __name__ == '__main__':
    app.run()

apidog-python-flask

このアプリは、http://localhost:5000/で「Hello, Flask!」を表示します。

高度なWebアプリ

もう少し高度な例として、動的なルーティングを使います。

from flask import Flask, render_template

app = Flask(__name__)

@app.route('/')
def hello():
    return 'Hello, Flask!'

@app.route('/user/<username>')
def show_user(username):
    return render_template('user.html', name=username)

if __name__ == '__main__':
    app.run()

/user/<username>というルートを定義し、render_template()user.htmlテンプレートを使います。テンプレートには以下のHTMLを使用します。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <title>User Profile</title>
</head>
<body>
    <h1>Welcome, {{ name }}!</h1>
</body>
</html>

Apidogとの連携

Apidogは、FlaskのAPI開発を支援するツールです。APIの設計からテスト、ドキュメンテーションまでサポートします。GUIでAPI設計ができ、実装コードの自動生成も可能なので、開発効率が上がります。

まとめ

Flaskはシンプルで使いやすいWebフレームワークです。少ないコードで強力なWebアプリケーションを作成できます。この記事では、Flaskの基本的な使い方や開発手順を紹介しました。Apidogを併用することで、Flaskでの開発がよりスムーズになります。

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