Vercel リージョン変更で高速化の検討メモ
概要:
最近は、Vercel hobbyで。リージョン変更ができるらしいので 試したメモになります。
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以前は、リージョン変更は不可で (us-east固定で) 国内リージョンに設置できるの良いかと思ってましたが。
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結果については。時間短縮は、約半分以下まで短縮できました。国内なので 速くなるのは予想していました。
(土日に測定したので、平日は遅延するかもしれないです。)
※ vercelデプロイは、Githubからインポートする方式です。
構成
- Vercel hobby
- next.js 12
- express
- supabase Free (postgres)
関連
準備、手順
フロントだけ移設しても。高速化は難しいと思いましたので、db, バックエンドも移設しました
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supabase(postgres) us-east ⇒ tokyo region
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express(API server) ⇒ vercel: us-east-1 ⇒ tokyo region
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front(next,js) ⇒ vercel: us-east-1 ⇒ tokyo region
※ webアプリを、3種類程引越しました。
時短の改良した点
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コールドスタート対策で、極力ファイルサイズの小さいライブラリに置き換える
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next.js は、SSRは使わず。CSR実装
(視覚的に速く見えるだけですが) -
画面を開く時に、ローディング部品を表示し。読込中の表示
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graphql使わず。API実装し。読込むライブラリ減らす
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ORM未使用。pg(postgres)に変更のほうが。起動はやや高速
vercel のリージョン変更方法
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project選択
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Settings > Serveless Function > Serverless Function Regionの部分の、選択メニューを Tokyoに変更します
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右下の Save 押す
※ 上記は、次デプロイ時のリージョン設定らしいので。saveしても直後は変更されませんでした。
- 上記の保存後、再度デプロイすると。リージョン変更できました
変更の確認方法
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画面上で、移設完了したか確認できる表示は無いようでした。
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デプロイ時の、ログをみると。表示がありました
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Deployments > 最後のデプロイ選択 > Deployment Status
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右側の[Expand All] 押す
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ログ下のほうに。下記の[Tokyo, Japan] が表示されていれば。引越し完了みたいです
- Edge Functions: 0
Serverless regions: Tokyo, Japan
Deployed outputs in 6s
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