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Vercel リージョン変更で高速化の検討メモ

2022/08/27に公開

概要:

最近は、Vercel hobbyで。リージョン変更ができるらしいので 試したメモになります。

  • 以前は、リージョン変更は不可で (us-east固定で) 国内リージョンに設置できるの良いかと思ってましたが。

  • 結果については。時間短縮は、約半分以下まで短縮できました。国内なので 速くなるのは予想していました。

(土日に測定したので、平日は遅延するかもしれないです。)

※ vercelデプロイは、Githubからインポートする方式です。


構成

  • Vercel hobby
  • next.js 12
  • express
  • supabase Free (postgres)

関連


準備、手順

フロントだけ移設しても。高速化は難しいと思いましたので、db, バックエンドも移設しました

  • supabase(postgres) us-east ⇒ tokyo region

  • express(API server) ⇒ vercel: us-east-1 ⇒ tokyo region

  • front(next,js) ⇒ vercel: us-east-1 ⇒ tokyo region

※ webアプリを、3種類程引越しました。


時短の改良した点

  • コールドスタート対策で、極力ファイルサイズの小さいライブラリに置き換える

  • next.js は、SSRは使わず。CSR実装
    (視覚的に速く見えるだけですが)

  • 画面を開く時に、ローディング部品を表示し。読込中の表示

  • graphql使わず。API実装し。読込むライブラリ減らす

  • ORM未使用。pg(postgres)に変更のほうが。起動はやや高速


vercel のリージョン変更方法

  • project選択

  • Settings > Serveless Function > Serverless Function Regionの部分の、選択メニューを Tokyoに変更します

  • 右下の Save 押す

※ 上記は、次デプロイ時のリージョン設定らしいので。saveしても直後は変更されませんでした。

  • 上記の保存後、再度デプロイすると。リージョン変更できました

変更の確認方法

  • 画面上で、移設完了したか確認できる表示は無いようでした。

  • デプロイ時の、ログをみると。表示がありました

  • Deployments > 最後のデプロイ選択 > Deployment Status

  • 右側の[Expand All] 押す

  • ログ下のほうに。下記の[Tokyo, Japan] が表示されていれば。引越し完了みたいです

 - Edge Functions: 0
Serverless regions: Tokyo, Japan
Deployed outputs in 6s

関連のページ

https://zenn.dev/knaka0209/articles/14c741d6ac7392

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