Creator Kit を導入してみた
最近見つけた記事でCreator Kitというものを見つけました。
今回はこちらについてまとめていきます。
Creator Kit とは
Creator Kitとは、キャンバス コンポーネント、および Power Apps Component Framework などのサンプル部品になります。 これらの機能を使用およびカスタマイズして、組織内に Power Apps を使用するアプリを作成できます。
このキットを導入するための前提条件は以下になります。
- Power Apps component framework 機能が有効になっている
- システム カスタマイザー以上のセキュリティ ロールを持つアカウントが必要
- カスタム コンポーネントを使用してアプリを開発および使用するには、プレミアム Power Appsライセンスが必要
Creator Kit をインストールする
-
以下のサイトからキットをダウンロードします。
https://aka.ms/creatorkitdownload -
導入する環境で手順1でダウンロードしたソリューションをインポートする。
-
[Creator Kit]がインポートされます。
Canvas Template
Creator Kit内にCanvas Templateというアプリがあります。こちらから開発で利用できるコントロールが含まれています。コントロールを利用する場合は、アプリを複製する必要があります。
- 新しくマネージドソリューションを作成する。
- 作成したソリューションに[既存を追加]>[アプリ]>[キャンバスアプリ]からCanvas Templateを選択する。
- 追加されたCanvas Templateを選択し、[編集]をクリックする。
※画面にポップアップが表示されれば[アプリを開く]を選択する。
- [ファイル]>[名前を付けて保存]からアプリをコピーする。
- Canvas Templateのコピーが完了です。
Fluent Theme Designer
こちらはCreator Kit内のコンポーネントを利用するためのデザイナーになります。
公式の記事では、再生で利用することができると記載がありますが、私は表示されなかったので、編集画面からプレビュー表示で利用しております。
このアプリで設定した色合いを各コンポーネントのThemeプロパティに設定することでデザインを変えることができます。
Creator Kit Refference App
こちらはCreator Kit内のコンポーネントに関する情報が掲載されているアプリになります。
公式の記事では、再生で利用することができると記載がありますが、私は表示されなかったので、編集画面からプレビュー表示で利用しております。
このアプリで各コンポーネントの利用方法を確認することができます。
以上でCreator Kit内のアプリについてまとめました。
個人的な感想としては、各アプリがCreator Kitのために利用されるものでしたが、デザインに関するヒントがいっぱいあったと思います。特にCanvas Templateに配置されているコントロールをすぐに利用できるのでとてもおすすめです。
各コンポーネントに関する記事は別記事で公開しますので、少々お待ちください。
Discussion