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Creator Kit を導入してみた

2022/07/07に公開

最近見つけた記事でCreator Kitというものを見つけました。
今回はこちらについてまとめていきます。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/power-platform/guidance/creator-kit/overview

Creator Kit とは

Creator Kitとは、キャンバス コンポーネント、および Power Apps Component Framework などのサンプル部品になります。 これらの機能を使用およびカスタマイズして、組織内に Power Apps を使用するアプリを作成できます。

このキットを導入するための前提条件は以下になります。

  • Power Apps component framework 機能が有効になっている
  • システム カスタマイザー以上のセキュリティ ロールを持つアカウントが必要
  • カスタム コンポーネントを使用してアプリを開発および使用するには、プレミアム Power Appsライセンスが必要

Creator Kit をインストールする

  1. 以下のサイトからキットをダウンロードします。
    https://aka.ms/creatorkitdownload

  2. 導入する環境で手順1でダウンロードしたソリューションをインポートする。

  3. [Creator Kit]がインポートされます。

Canvas Template

Creator Kit内にCanvas Templateというアプリがあります。こちらから開発で利用できるコントロールが含まれています。コントロールを利用する場合は、アプリを複製する必要があります。

  1. 新しくマネージドソリューションを作成する。
  2. 作成したソリューションに[既存を追加]>[アプリ]>[キャンバスアプリ]からCanvas Templateを選択する。
  3. 追加されたCanvas Templateを選択し、[編集]をクリックする。
    ※画面にポップアップが表示されれば[アプリを開く]を選択する。
  4. [ファイル]>[名前を付けて保存]からアプリをコピーする。
  5. Canvas Templateのコピーが完了です。

Fluent Theme Designer

こちらはCreator Kit内のコンポーネントを利用するためのデザイナーになります。
公式の記事では、再生で利用することができると記載がありますが、私は表示されなかったので、編集画面からプレビュー表示で利用しております。

このアプリで設定した色合いを各コンポーネントのThemeプロパティに設定することでデザインを変えることができます。

Creator Kit Refference App

こちらはCreator Kit内のコンポーネントに関する情報が掲載されているアプリになります。
公式の記事では、再生で利用することができると記載がありますが、私は表示されなかったので、編集画面からプレビュー表示で利用しております。

このアプリで各コンポーネントの利用方法を確認することができます。

以上でCreator Kit内のアプリについてまとめました。
個人的な感想としては、各アプリがCreator Kitのために利用されるものでしたが、デザインに関するヒントがいっぱいあったと思います。特にCanvas Templateに配置されているコントロールをすぐに利用できるのでとてもおすすめです。

各コンポーネントに関する記事は別記事で公開しますので、少々お待ちください。

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