【アーキテクチャカンファレンス2025】次世代の分散設計はどう変わる?現地グラレコで振り返るトレンドと考察
【アーキテクチャカンファレンス2025】現地参加レポート:AI時代の設計論とグラレコまとめ
はじめに
2025年11月20~21日に開催された「アーキテクチャカンファレンス2025」に参加してきました。
この記事では、現地の熱量を伝えるための**グラレコ(Graphic Recording)**と、Xでの実況ポストを交えながら、特に印象に残ったセッションの知見を共有します。
この記事の3行まとめ
- 最初からマイクロサービス?それ本当に大丈夫?
- 目的駆動の考え方が大切。
- AI時代でも基本しか勝たない。
全体のトレンドと雰囲気
会場のセッションは常に満員で、企業のブースもあり登壇した人とそこで話したりもできるのでとてもいいと思いました。
私は全部買ってしまいそうだったので買わなかったのですが、本もたくさん売られており、特にオライリーのマイクロサービスアーキテクチャという本が人気だったようです。
以下は、私が参加したセッションの一部です。


あとめちゃくちゃ良かったのが、A会場セッションのグラフィックレコーディングがセッション会場を出てすぐのところにあったことですね!これめちゃポイント高いです。

他の方も絶賛していました。
セッションレポート
ここでは三つのセッションをピックアップして紹介します。
1. 目的で駆動する、AI時代のアーキテクチャ設計
スピーカー: ミノ駆動氏
キーポイント
- AIの高速実装に伴い、技術的負債が加速度的に増加するなどの問題が出てきた。これを打破するためになんらかのアプローチが必要。
- 変更容易性や、アーキテクチャといった概念と一緒に目的という概念を取り込む。
- AI時代においても論理的思考力や原理原則しか勝たない。基本こそ奥義。
感想・考察
正直このセッションを聞くために東京に行ったといっても過言ではありません。
特に心に残ったのが、「わざわざ目的なんて言葉を持ち出さなくてもカプセル化と関心の分離で説明がつくのでは?」
という疑問に対して目的はモジュール構造と地続きだから、目的という概念を取り込むという話があったのですが、確かに、、。と納得させられました。
また、この目的という概念はdddでいうところの境界づけられたコンテキストと言い換えることとなり、無意識にこれらの概念を使っていたことになっていました。
以前にも私は、この方の勉強会に参加したりしていたのですが、その時もこの目的という言葉を使っていました。
AI時代においてこの目的駆動の考え方がとても重要なのだと再認識させてくれたセッションとなりました。
もっと詳しく知りたい方は、ぜひ以下のリンクからセッションのスライドをご覧ください。
2. モダナイズの現実と選択。マイクロサービスが最適解か?
スピーカー: Sam Newman氏


キーポイント
- 最初からマイクロサービス本当に大丈夫?
- マイクロサービスは複雑。
- 重視するべきなのは成果。ユーザーは、サービス構造には興味ない。
感想・考察
とりあえず、雰囲気が最高でした。海外の有名な方が来て登壇しているってだけで、感動ものです。
まず、モノリス、モジュラーモノリス、マイクロサービスの違いなどを話していました。
もしマイクロサービスを考えているのであれば、モジュラーモノリスからマイクロサービスに横断的にやる方法がいいよ的なことも言ってました。
2. DDDが導く戦略的トレードオフのアート
スピーカー: Vlad Khononov氏

キーポイント
- 契約結合はそれぞれ変化できる。
- 結合度、チームの距離、競争優位性のバランスが大事。
感想・考察
このセッションの僕なりの見解としては、結合度を低くするために契約による結合ってのがあります。
それはおそらくDTOやCommand, Eventと言ったものじゃないのかなと思っています。
ただしそれらは、チームの距離や、競争優位性をもとにバランスよく決められる必要があるよみたいなことだと思いました。
おそらく、何でもかんでもDDDを適用させたがるevilとgoodのキャラクターがグラレコで書かれていたと思うのですが、別にどっちもあってもいいよみたいなことをいっていたのではないのかなぁと。
コンウェイの法則のように、チームの距離や編成も大事だなと思いました。
まとめ
今回のカンファレンスを通じて、アーキテクトって面白いなと思いました。
正直全部の時間いれたわけじゃないので、来年は二泊くらいしようかなぁと思います。
また、懇親会では、若手のアーキテクトが少ないとのことなので、それを目指して頑張ろうと思いました。
最後になりますが、運営の皆様、素晴らしいイベントをありがとうございました!
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