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生物の定義を新しく更新する

2025/02/10に公開

生物の定義を皆さん知っているだろうか。

増えること
代謝すること
境界があること

この三つによって定義される生物は、あまりにも簡単な質問にすら答えられないことに気づくだろうか。

真空中に生物を置いたとき、それは増えることができるのか。

この単純な問いに答えようと思うと、エサがないから代謝ができないから、繁殖はできない。そう答えるのかもしれないが、エサを十分に置いた状態だったら、繁殖はできるのだろうか?

一匹だったら、できない場合もあるし、複数匹でも無理なこともある。性別が同じとか。

あまりにも、生物の定義があいまいでかつ、何も得られうるものが少ないと感じた。

なので、生物の定義を上書きしようと思う。

以下の文章を読みながら、実際現場で使う仕様書などが、本当に意味を持って存在しているのかを考えながら見てほしい。

生物の新しい定義

生物の新しい定義は自身の情報をほかのものに上書きできるもの。

このような定義をしたとき、真空生物問題はいとも簡単に解決できる。上書きできるほかのものがないので増えることはできない。エサがあったら、その分子構造を上書きすることでできる場合もある。

この定義によって、増えるという行為は拡張できる。

会話も繁殖行為として定義できる。

他人の脳に情報を上書きするからだ。

リンゴを渡せば、手元にはなくなるが、

天気を伝えて、瞬時に忘れるということはないだろう。

自分と相手、二人が情報を持っているわけだ。

ハードウェア的な上書きにとどまらず、ソフトウェア的な上書きをすることで、柔軟に行動パターンを変化させられる。

そして、上書きできたかを評価する関数は、感情と呼ばれる。

AIは生物なのか。

もうすぐそうなりうるかも。

ある意味、ローカル環境が主流になれば、ハードディスクに上書きして侵入してくるわけだから、もう生物といえるだろう。

そうでないにしても、名称だったりは、SNSという生物拡散装置によって、流れてくるわけだから、それはもう、生物、いや、ウイルスのようなものかもしれない。

もし、ソフトウェア等を作る場合は、拡散機能や、設定を上書きできる機能だったりを付けたほうがいいのかもしれない。

このような定義によって、行動経済学や、心理なんちゃらはすべて統合できると考えている。
なんせ、生物そのものを定義したわけだから。

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