税金というシステムを考察する
税金とは
引用 財務省
税金とは、年金・医療などの社会保障・福祉や、水道、道路などの社会資本整備、教育、警察、防衛といった公的サービスを運営するための費用を賄うものです。みんなが互いに支え合い、共によりよい社会を作っていくため、この費用を広く公平に分かち合うことが必要です。
このように国の運営資金を賄うものとして定義されています。
新しく定義してみる
格差をなくすための仕組み
だと考えます。
そもそもお金とは
価値のあるものを、交換するための中間素材
原価ゼロの肩たたきの仕事の場合のシミュレーション
税金が全くないものと考えたときの、原価ゼロの肩たたきを想定します。
A、Bがおり、この人たちが、一回の肩たたきに1万円支払うと仮定します。
AはBに1万円でやってもらいます。
BもAに1万円でやってもらいます。
すると、お金の総量は変化せず、
A,Bともに収入が一万円増えました。そして、支出が1万円増えました。
これを1万回続けると、
収入が1億円になります。
このままでは、原価のないサービスについて、無限にお金を生み出せてしまうので、ここに10%の税を課します。
こうすると、
10000
9000
8100
という風に減っていき、最終的に、1万円から、10万円までしか収入を得られなくなりました。
論点
無限に生み出せて何が悪いのか。
これが、とても重要です。
原価のあるサービスや、時間のかかるサービスを提供している人との格差が広がります。
広がっていいんじゃない??
と思うかもしれませんが、治安が悪化します。
無限円生み出せる人と100万円しか生み出せない人がいるときに、物価がどうなるかを考えてみてください。とてつもなく高くなり、上位数パーセント以外は何も買えなくなります。
一部のITの大手以外すべて消し飛びます。そして、町は簡単にスラム街になります。
税金はある意味、下支えをしてくださっている方を保護する仕組みなのです。
税金を安くすれば、確かにもらえるお金は増えますが、それは格差が広がったことを同時に意味しています。
税金を安くするということは、つまり格差を受け入れるということでもあるのです。
日本が治安がいいのは、税金を多くとっているからともいえます。
どうするべきなのか
結論を言いますと、格差が日本にはまだあまりないので、もう少し税金を安くしても問題ないというのが結論です。
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