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PlatformIOでM5Tab5の環境構築
PlatformIOでM5Tab5の環境構築
はじめに
PlatformIOで他のM5マイコンのようにTab5マイコンも開発・書き込みが出来るようにする。
今回の最終目標はHello, Tab5!の表示と丸を表示するところまでです。
@Ogawa3427さんの以下の投稿をほぼ丸パクリ参考にさせていただいています。
開発環境
- Windows 11
- Visual Studio Code
- PlatformIO
事前準備
上記開発環境の準備。
環境構築の手順
- PlatformIOでBordを適当なマイコンにしてプロジェクトを作成する
-
platformio.ini
の中身をすべて消して、以下を貼り付ける
[env:esp32-p4]
platform = https://github.com/pioarduino/platform-espressif32/releases/download/stable/platform-espressif32.zip
board = esp32-p4
framework = arduino
lib_deps =
https://github.com/lovyan03/LovyanGFX.git
https://github.com/m5stack/M5GFX.git
以上で環境構築自体は終わりですが次の点に注意してください。
- PlatformIOのプロジェクトのpathに空白が含まれないようにする
- 日本語が含まれるpathも避ける方が好ましい(試していないのでエラーが出るか不明)
- いつも通りuploadボタンでコンパイル&書き込みを行う
サンプルコード
#include <M5GFX.h>
M5GFX display;
void setup()
{
display.begin();
display.setRotation(1);
display.fillScreen(BLACK);
display.setColor(GREEN);
int centerX = display.width() / 2;
int centerY = display.height() / 2;
int radius = 50;
display.fillCircle(centerX, centerY, radius);
display.setTextColor(TFT_WHITE, TFT_BLACK);
display.setTextSize(2);
display.setCursor(0, 0);
display.print("Hello, Tab5!");
}
void loop()
{
}
おわりに
M5Unified.hを試したら、まだTab5に適応していなくてエラーが出たり、M5GFX.hだけを追加したら足りないライブラリがありエラーが出たり、OneDriveのせいで空白が含まれていてエラーが出たりなど様々な苦難を乗り越え、PlatformIOと格闘すること約3時間。ついに書き込みに成功しました!
文字の表示と図形の表示まで出来てしまえばあとは煮るなり焼くなり好きに出来てしまいますね!
これでM5Tab5ライフを満喫しましょう!
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