ClaudeCode中毒のための外出先スマホバイブコーディング
はい、レートリミットが来てますね笑
AI駆動個人開発ハッカソンに参加中の私、もうね、Claude Codeの中毒になっちゃいました。
どれくらいかっていうと、友人の誘いを断ってまでコード書きたい衝動に駆られるレベル。これじゃ私生活に支障が出まくる!ってことで、「なんとかこのClaude Codeへの愛情を、外出先でも爆発させられないかな?」と考えたのが始まりです。
(あ、でも、友達と遊んでるときにスマホでバイブコーディングしてたら、相当怖いやつだなって自分でも思ってるんで、用法用量は守ります、はい。)
現在開発中のサービスもウェイトリストに追加して応援してくれたら馬鹿騒ぎします!
「Claude Code、レートリミットがあるから、できるだけ効率的に使いたいんだよな……。でも、ちょっと外出の予定が入ると、その間触れないのがすごくもったいない気分になる。」
そんな風に感じた人、私以外にもいるのではないですか?
TailscaleとTermiusを組み合わせることで、スマホからでも、あなたのMac上のClaude Code環境に安全にSSH接続し、中断することなく開発を続けられます。どこでもあなたのMacのClaude Code環境が手元にあるような感覚で、快適なコーディングに没頭できるでしょう。
なぜこの組み合わせが「バイブコーディング」を実現するのか?
- Tailscale: WireGuard®ベースの超シンプルなVPNで、あなたのデバイス(Mac、スマホ)を安全なプライベートネットワークに繋ぎます。面倒な設定は不要。まるでMacと同じLANにいるかのように、スマホから直接アクセスできるようになります。
- Termius: iOS/Android対応のパワフルなSSH/SFTPクライアント。Tailscaleで繋がったMacにスマホから安全にSSH接続し、コマンドライン操作はもちろん、ファイル転送までこなせます。
この組み合わせがあれば、もはや物理的な場所に縛られることなく、どこでもあなたのMacのClaude Code環境が手元にあるような感覚で、快適なコーディングに没頭できるでしょう。
必要なもの
- Tailscaleアカウント(Googleアカウントなどで簡単に作成できます)
- Claude Codeが動作している自宅のMac(常に電源が入っている状態が望ましい)
- スマートフォン(iOS/Android)
- Termiusアプリ(無料版でも十分使えます)
ステップ1: 自宅のMacにTailscaleを導入する
まずは、あなたのメイン開発機であるMacにTailscaleを設定します。
※注意:Homebrewはすでにインストール済みであることを前提に進めます。
-
HomebrewでTailscaleをインストール
ターミナルを開き、以下のコマンドを実行してください。brew install tailscale
-
Tailscaleデーモンをシステムに登録
Tailscaleのバックグラウンドサービス(デーモン)をシステムに登録します。これで、Mac起動時にTailscaleが自動で立ち上がり、いつでも接続可能な状態を保ちます。sudo /opt/homebrew/Cellar/tailscale/1.84.2/bin/tailscaled install-system-daemon
⚠️ (
1.84.2
はインストール時期によって異なる場合があります。brew list tailscale
で確認した正確なパスに置き換えてください。) -
Tailscaleにログイン
以下のコマンドを実行すると、ブラウザが開きTailscaleへのログインが求められます。普段使っているGoogleアカウントなどでログインすればOKです。tailscale login
ログインが完了すると、あなたのMacがTailscaleのプライベートネットワークに追加されます。
ステップ2: スマートフォンにTailscaleアプリを導入する
次に、外出先からの接続元となるスマホにもTailscaleを設定します。
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Tailscaleアプリをインストール
App Store (iOS) または Google Play Store (Android) から「Tailscale」アプリを検索してインストールします。 -
Tailscaleにログイン
アプリを起動し、Macでログインした時と同じTailscaleアカウントでログインします。これにより、スマホもTailscaleネットワークに参加し、Macとスマホが安全なVPNで繋がります。
ステップ3: TermiusアプリでMacのClaude Code環境に接続する
いよいよ、スマホからMacのClaude Code環境にSSH接続するための設定です。
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Termiusアプリをインストール
App Store (iOS) または Google Play Store (Android) から「Termius」アプリを検索してインストールします。 -
新しいホストを追加
Termiusアプリを開き、「Hosts」セクションで新しいホストを追加します。- Alias (表示名): わかりやすい名前(例: MyClaudeCodeMac)
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Hostname (IPアドレス): ここが最重要!あなたのMacのTailscale IPアドレスを入力します。これは、Tailscaleアプリ(スマホ/Macどちらでも確認可)またはTailscale管理画面(https://login.tailscale.com/admin/devices)で確認できます。通常、
100.x.y.z
の形式です。 - Username: Macのユーザー名
- Password/Key: Macのパスワード、またはSSH鍵(設定している場合)
-
接続をテスト
設定したホストをタップして接続を試みてください。TailscaleのVPN接続が確立されていれば、Termius経由でMacにSSH接続できるはずです。これで、外出先でもスマホからMacのターミナルにアクセスし、Claude Codeでの開発を継続できます!
活用例:外出先でのバイブコーディングを加速!
- 電車内でもコミットを続ける: ちょっとした修正やコミットを、スマホからMacのターミナルにSSHしてサッと完了。
- カフェでコードレビュー: Macに保存されているコードをTermiusで開き、スマホで確認・コメント。
- 急なバグ修正: 自宅に戻らなくても、スマホ一つで緊急対応。
TailscaleとTermiusの組み合わせは、Claude Codeユーザーの「場所を選ばないバイブコーディング」を強力にサポートします。ぜひ、あなたのモバイル開発環境を次のレベルに引き上げてください!
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