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アジャイルという言葉の一人歩き

に公開

とある企業でデータエンジニアをkashiです。
初投稿です。

2025年は頑張ってアウトプットするために記事を書いていいきたい。

今回はアジャイルについて、最近の思ったことを簡単にまとめます。
少なくとも、”とりあえずアジャイル”で進めるという悪くいうと丸投げのような進め方にはならないように、一石投じる記事になればいいと思いまとめます。
※企業を代表するようなコメントではなく、あくまで一個人による見解である点ご了承の上ご覧ください。

そもそもアジャイルって

これまでのソフトウェア開発では、1年以上の期間をかけ、開発を実施していることがほとんどであったが、
現代においては、1年先というのはまったく別の世界になっていることが多く、不確実性の高い時代になっている。

そういった背景から、生まれたのがアジャイルソフトウェア開発宣言である。
詳細は、以下リンク先にある通りだが、時代やマネジメントの不確実性へのリスクを最小限に抑えるべく、短い期間でリリース可能な最小単位のプロダクトを開発していく手法である。

アジャイルソフトウェア開発宣言

違和感を感じていること

短期間でアジャイルで進めてくれというオーダーが最近増えていると思う。
目的や要望がふわっとしているが、動くものを作ってほしい、そしてそれを元に考えたい。
といったことオーダーである。
そして、いざものを作ると、思っていたのと違う、もっとこうしてほしい、etcといったことが起きてくる。

確かに、アジャイルソフトウェア開発宣言にも、「計画に従うことよりも変化への対応」ということが書かれている。
でもこれは、「左記のことがらに価値があることを認めながらも、私たちは右記のことがらにより価値をおく。」とあるように、計画があって初めて変化に対応することができるのであって、決してアジャイルだから、計画は不要というようなものではないと考える。

すごい簡単に記載したが、こういうレベルでのやり取りが各現場でも起きているのではないかと懸念しており、
結局アジャイルでもダメだねみたいなことに繋がることを恐れている。

まとめ

"とりあえずアジャイルで" というワードが最近増えていることに危機感をおぼて、本記事を作成した。
システム開発など、何かのプロジェクトや仕事を進める上で、スピード感は重要であるが、
アジャイルソフトウェア開発宣言に記載されているように、「左記のことがらに価値があること」は決して忘れないように、取り組んでもらいたい。

そんな気づきになれば幸いです。

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