Obsidian使い始めてからすごく捗った。
最初はピンと来なかった - Obsidian
はじめに
「Obsidian」というツールの名前を聞いたことがあるでしょうか?
良く紹介されている記事では「めちゃくちゃ拡張性のある、自分好みにカスタムできるデジタルノート」 みたいな紹介されていることが多いのかなと思ってます。
・普通のメモ帳アプリとは違い、書いたノート同士を自由につなげられる
・Notion等と異なり、データ自体はローカルに保存される
・階層型のタグで管理できる
・プラグインで拡張できる
・生成AIとの親和性が高い
最初に感じた「微妙さ」
ネット記事との現実のギャップ
Obsidianについて調べていく中で良く出てくるのは「AI連携」の話が多かったりします。
- ChatGPTプラグインで自動要約
- AIアシスタントとの対話でアイデア創出
- 生成AIによる文章改善
確かに魅力的です。でも、私の勤務先では生成AIの使用には厳格な許可プロセスが必要で、私の業務は顧客情報や機密情報を扱うため、日常業務でサクッと使えるものではありませんでした。
「ただのマークダウンエディタ」という印象
AI機能を抜いて考えると、Obsidianは:
- マークダウン記法でノートが書ける
- ファイル間をリンクで繋げられる
- 検索機能がある
- フォルダで整理できる
「これって、他のエディタやNotionと何が違うの?」というのが正直な第一印象でした。
それでも使い続けた理由
無料で制限がない
まず何より、Obsidianは完全無料で使えます(Sync機能などは有料ですが、基本機能は無料)。企業で新しいツールを導入するとなると、ライセンス費用や承認プロセスが大変ですが、Obsidianなら個人で試すことができました。
また、Notionと異なりローカルで成立しているため、社内での申請が容易だったことも理由です。
データの所有権
私にとって重要だったのは、データが自分の手元にあるということ。クラウドサービスだと、サービス終了やポリシー変更のリスクがありますが、Obsidianは全てのデータがローカルのマークダウンファイルとして保存されます。
プラグインの存在
豊富なプラグインは良く紹介されていたし、一番気になっていましたがまだ利用していませんでした。
転機:「Kanban」プラグインとの出会い
複雑な業務環境での課題
私の仕事は、BtoBのコールセンターからエスカレーションされた問い合わせや、直接の技術窓口への問い合わせ対応が中心です。しかし、それだけではありません:
- 社内ツールで管理される正式な問い合わせ
- 社内チャットでの急ぎの質問
- メールでの相談
- 社内グループウェアでの依頼
- 会議中に発生した調査事項
- 見積関連や作業担当者選定、タイムスケジュールの確認
- 選定した作業担当者と実施作業の課題やチェックリストの洗い出しなど
既存の社内ツールだけで管理するのは限界がありました。
Kanbanプラグインの発見
そんな時に出会ったのが「Kanban」プラグインです。
最初は「カンバンボードなんて、Trelloでいいじゃん」と思っていました。しかし、ObsidianのKanbanプラグインには大きな違いがありました:
ノートとの連携ができる
これが革命的でした。カンバンのカード一つ一つに、詳細な調査メモ、参考資料、回答案などを含むノートを関連付けることができるのです。
AI不要の価値を実感
情報の一元管理
Kanbanプラグインを使い始めてから、仕事の進め方が劇的に変わりました:
- どのルートから来た問い合わせも同じフォーマットでカード化
- 進捗状況が視覚的に把握できる
- 関連する資料や過去事例を同じ場所に集約
- 優先順位の調整が直感的
AI機能は一切使っていませんが、これまでにない効率性を感じました。
意外な副産物:ナレッジの蓄積
カンバンカードに関連付けたノートは、問い合わせが完了した後も残ります。似たような問い合わせが来た時に、過去の対応方法をすぐに参照できるようになりました。
これは意図していなかった効果でしたが、チーム全体のナレッジ向上に大きく貢献しています。
次の課題:アーカイブの自動化、プラグインの自作を始めました。
リスト内のカードを手動で管理していましたが、それも限界がきて極力自動管理するようカードの移動や日付管理などを自動化するプラグインを自作することにしました。
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