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AIとの“対話”は、ひとりよりふたりの方が面白い──共AIという考え方

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はじめに

AIって便利そうだけど、「実際どう使えばいいの?」と感じる人は多い。
でも最近、「ひとりで頑張る」よりも「誰かと一緒に試してみる」方が、ずっとハードルが下がるなと思う場面があった。

そこから生まれたのが、「共AI(きょうあい)」という言葉。


「共AI(きょうあい)」とは

「共AI(きょうあい)」は、“誰かと一緒にAIを使ってみる体験”を指す、僕が最近つくった造語。
「共にAIを使う」という意味に加えて、
「共に愛する(共愛)」というニュアンスも込めている。

冷たく見えるAIを、少しだけ身近に、温かく。
そして、「これなら自分にもできそうかも」というきっかけを、ふたりで見つけていく。
そんな考え方を形にしたのが、この“共AI”という概念。


エピソード①:誰かがAIを使っている姿を見るだけでスイッチが入る

ある人から聞いた話。
AIを使いこなしている上司の姿を目の前で見て、「あ、そうやって使うんだ」と腑に落ちたらしい。
そこからたった2〜3日で、自分の業務を2〜3件改善してしまったという。

つまり、「AIってすごい」って聞くよりも、実際に“使ってる姿”を見るだけで、行動が変わることがある。
共AIは、そんな瞬間を作る“場”としても機能する。


エピソード②:週1回の共AIタイム

自分も、同僚と週1回30分だけ「AIを一緒に触ってみる時間」を持っている。
最初は「まだ全然使えてなくて…」という感じだったけど、
今では「こんなふうに2回使ってみました!」と、事例を持ってきてくれるようになった。

何かを強制したわけでもなく、ただ一緒にやってみただけ。
それだけで、「使ってみようかな」って気持ちが自然と生まれてくる。


共AIの本当の価値

共AIの価値は、スキルアップだけじゃない。
一緒にやることで…

  • 「どう使えばいいか」がイメージできる
  • 「どこでつまずきやすいか」が共有できる
  • 「やってみよう」という気持ちが生まれる
  • 情報発信する側も「何を伝えるべきか」が見えてくる

つまり、「共にAIを使ってみる」ことで、自分も相手も学びやすくなる


最後に:まずは気軽に共AIを

AIはひとりで完璧に使いこなす必要はない。
むしろ、ちょっと隣の人と一緒に触ってみる、試してみる。
そんな“共AI”的な体験が、自然と使える環境や文化を育ててくれる気がしている。

名前をつけることで、ちょっとだけ意識が変わる。
「共AI」、よかったらあなたもどこかで試してみてください。

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