Postman を使ったシナリオ付き負荷試験 その3:固定で任意のレスポンスを戻すMock
過去二回の記事でPostmanの負荷試験機能と、シナリオの作りこみについてみてきましたが、今日は固定のレスポンスを戻したり色々使えるMockを見ていきます。
さっそくやってみる
1. モックサーバの有効化

まず画面左下、設定のアイコンをクリックします。
モックサーバのトグルをオンにすると左のサイドバーに出てきます。


2. 最初のモックサーバ作成
モックサーバを作成をクリックします。

作成する環境を設定します。環境変数を用いた開発テストをおこなっているようであれば、その環境を指定します。

レスポンスの通信遅延を設定してモックサーバを作成をクリックします。

作成ができたらURLをコピーしてコレクションから呼び出してみます。このURLはpostman.ioドメインですので、モックサーバはPostmanクラウドにホスティングされていることがわかります。

作りたての状態だと以下の様にエラーとなります。


まずはモックサーバがシミュレートできるレスポンスを作ってあげる必要があります。
3.シミュレーション用モックサーバの作成
個々の手順は少し位置づけがトリッキーです。モックサーバには直接レスポンスなどを指定する箇所はありません。その代わり別のAPI呼び出しをシミュレートします。開発途中におけるMockサーバはAPIがまだ完成していない時などに利用します。このためどのAPIをシミュレートさせたいかは考えものですが、Postman はEcho機能を提供していますのでそちらを用います。
以下のようなコレクションを作成して保存を行い実行します。

画面下部に表示されるレスポンスを保存をクリックします。

保存されたレスポンスは以下の様に修正が可能になります。

例えばいかに置き換えて保存します。
{
"args": {
"test": "Pong123"
},
"headers": {
"host": "postman-echo.com",
"x-request-start": "t1741658138.019"
},
"url": "https://postman-echo.com/get?test=123"
}
この状態で同じコレクションフォルダの下に先ほど作成したモックサーバ呼び出しを作成します。

先ほどのecho呼び出しはhttps://postman-echo.com/get?test=123としてURLパラメータがついていますのでそれをモック呼び出しにも付与します。
https://2e9ac8d6-5c4a-4cba-afea-8c533ab7c8bc.mock.pstmn.io/get?test=123
先ほど書き換えたレスポンスが戻ってきます。

{
"args": {
"test": "Pong123"
},
"headers": {
"host": "postman-echo.com",
"x-request-start": "t1741658138.019"
},
"url": "https://postman-echo.com/get?test=123"
}
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