実践!CodeRabbitの簡単導入で始める効率的プルリクエストレビュー
2024年末あたりからAIエージェントの話題で持ちきりですが、今後はAIツールを使いこなすスキルも必要だとひしひしと感じています
そこで最近個人開発の開発プロセスにCodeRabbitを導入してみたので使用感などお伝えできればと思います!
CodeRabbitとは?
CodeRabbitは、AIを活用してプルリクエストの内容を自動でチェックしてくれる、AI支援ツールです
GitHubでPRを作成すると自動で動作して、変更点を解析して分かりやすいレビューコメントを生成してくれます
効率的なコードレビューを実現でき、開発プロセスのスムーズな運用に繋げることができます
CodeRabbitの導入手順
CodeRabbitとリポジトリの連携
CodeRabbitの公式サイトにアクセスし、アカウントを作成します
画面右上のGet a free trial
からいけます
CodeRabbitを導入したいリポジトリとの連携をします
画面右上Add Repositories
から導入したいリポジトリを選択します
GitHubの設定画面に移動されます
Repository access
からリポジトリを選択して連携させます
OpenAI API KEYの取得
OpenAIのウェブサイトにてAPIキーを取得します
連携したいGitHubリポジトリ画面に移り、
Settings > Securet and variables > Actions > Repository securets
からOPENAI_API_KEY
という名前でシークレットキーを作成し、ここに取得したAPIキーを登録します
.github/workflows/code-rabbit.yamlの作成
coderabbit公式ドキュメント に記載の手順に従い、ワークフローファイルを.github/workflows/code-rabbit.yaml
として作成します
name: MyRabbitReview
permissions:
contents: read
pull-requests: write
on:
pull_request:
types: [opened, synchronize]
concurrency:
group: ${{ github.repository }}-${{ github.event.number }}-myrabbit
cancel-in-progress: true
jobs:
my-review-job:
runs-on: ubuntu-latest
steps:
- name: Run AI PR Review
uses: coderabbitai/ai-pr-reviewer@latest
env:
GITHUB_TOKEN: ${{ secrets.GITHUB_TOKEN }}
OPENAI_API_KEY: ${{ secrets.OPENAI_API_KEY }}
with:
openai_light_model: o1
openai_heavy_model: o1
language: ja-JP
summarize: |
このPull Requestについて、以下のMarkdown形式で内容をまとめてください:
## 概要
<!-- 全体の変更点を簡潔に表現。 -->
## 変更点
<!-- ファイルやディレクトリ単位などで分けてもOK -->
openai_light_model:
、openai_heavy_model:
使用するモデルの設定ができます
こちらで使いたいモデルを確認して設定可能
summarize:
出力形式をMarkdownで自分好みにカスタマイズできます
基本的な使い方
Pull Requestを作成・更新した際にGitHub Actionsが自動的にトリガーされ、CodeRabbitがPRのサマリーを書いてくれたり、PRの内容をレビューしてコメントをしてくれます
Committable suggestion
から変更の提案をそのままコミットすることもできます
参考文献
Discussion