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草マップwを開発していたらいつのまにかSF EDITORを開発していた話の続き

に公開

前回のあらすじ

草マップwを開発していたら、なぜかサイバーパンクなエディター「SF EDITOR」が完成していました。

「VS Codeでいいじゃん」という正論を無視して作った、実用性皆無のエディター。

あれから数週間。

状況はさらに悪化しています。

2つのプロダクトを同時開発する羽目に

現在、私は以下の2つを同時に開発しています。

  1. 草マップw - 会員数15人の位置情報SNS
  2. SF EDITOR - ユーザー数不明のサイバーパンクエディター

なぜこうなった。

草マップwを開発するために作ったはずのSF EDITORが、いつの間にか独立したプロダクトになってしまいました。

本末転倒とはこのことです。

マネタイズを考え始めてしまった

さらに悪いことに、SF EDITORのマネタイズを考え始めてしまいました。

「これ、サブスクにしたら儲かるんじゃないか?」

危険な思考です。

草マップwの売上は300円(自分で買った)。SF EDITORに至っては0円。

そんな状態で「儲かるんじゃないか」と考えている。

完全に正気を失っています。

競合分析という名の現実逃避

マネタイズを考えるなら、競合分析が必要です。

VS Code

言わずと知れた最強のエディター。Microsoftが無料で提供。拡張機能が無限にある。

勝てる要素:ゼロ

Cursor

AIネイティブなエディター。コード補完が神。VS Codeをフォークしているので拡張性も抜群。

勝てる要素:ゼロ

AntiGravity(Google製)

2025年末にGoogleがリリースした最新AIエディター。

https://antigravity.google/

機能が凄すぎて説明を読むだけで疲れる。AIがコードを書き、AIがレビューし、AIがデプロイする。人間は見ているだけ。

勝てる要素:ゼロ

SF EDITORの立ち位置

機能面では、これらのエディターに大きく劣ります

VS Codeをフォークしたわけでもないので、拡張性も悪い。AIコード補完もない。まともなシンタックスハイライトすら怪しい。

では、SF EDITORに勝ち目はないのか?

あります。

デザインでは負けない

SF EDITORが他のエディターを遥かに凌駕するもの。

それはデザインです。

22世紀から来たかのようなサイバーパンクUI。透過する背景。空間に浮かぶホログラム風のウィンドウ。ネオンカラーのシンタックスハイライト。

最強のデザイン性を誇ります。

自社調べですが。

調査対象は私1人ですが。

他のエディターにない機能

デザインだけではありません。SF EDITORには、他のエディターにない機能があります。

タイプ音が鳴る

キーを叩くと音が鳴ります。

SF映画のハッカーシーンのような、あのカタカタ音。バックスペースはシュッ。コピーはピコッ。ペーストはポコッ。

正直、うるさいです。

この機能を実装するかどうかで、社内会議(私1人)は紛糾しました。

付ける派:「SF感が出て最高」
付けない派:「うるさくて仕事にならない」

結局、ボリュームコントローラーとミュート機能を付けることで決着しました。

両派閥の妥協点です。

……1人で何をやっているんでしょうか。

強制ビデオチャット割り込み機能

SF映画でよくあるやつ。

主人公が作業していると、突然仲間の顔がドアップで画面に映し出される。「大変だ!」みたいな感じで。

あれを実装しました。

他のエディターにはない機能です。当然です。誰も求めていないので。

でも、考えてみてください。

従来、エディターとオンライン会議ツールは別々に起動する必要がありました。

SF EDITORなら、エディター内でビデオチャットが完結します。

UX的にこれまでにない体験。

……心臓に悪いですが。

サブエディターという提案

SF EDITORは、VS CodeやCursor、AntiGravityの代替を目指していません。

目指しているのはサブエディターというポジション。

メインのエディターは、機能が充実した既存のものを使う。

でも、たまには気分を変えたい

そんなとき、SF EDITORを起動する。

サイバーパンクな世界でコーディング。タイプ音がカタカタ鳴る。突然チームメンバーが割り込んでくる。

非日常的な開発体験

これがSF EDITORの価値です。

たぶん。

草マップwはどうなった

ところで、草マップwの開発はどうなったのか。

止まっています。

SF EDITORのマネタイズを考えていたら、草マップwの機能追加が後回しになりました。

会員数は15人に増えていました。いつの間にか3人増えている。

しかし、初期ユーザーのアクティビティを見ると……動いていない

新規ユーザーは増えているのに、既存ユーザーは離脱している。

これは「成長」と呼べるのでしょうか。

呼べないと思います。

結論

草マップwを開発していたら、いつの間にかSF EDITORを開発していました。

SF EDITORのマネタイズを考えていたら、草マップwの開発が止まりました。

完全に迷走しています。

でも、両方リリースしているので、両方開発を続けます。

どちらかが当たればいい。

どちらも当たらなくても、ブログのネタにはなる。

それでいいのです。たぶん。


ダウンロード

SF EDITORに興味がある奇特な方へ。

GitHub: https://github.com/NEXT-STANDARD/sf-editor

サブエディターとして、ぜひ。

メインエディターにはしないでください。後悔します。


草マップw: https://kusam.app/

会員数15人(ただしアクティブユーザーは不明)。開発は止まっている。再開予定は未定。

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