SynologyNASとmineoで自前無料Spotifyを作った話
MNVOの会社を替えた
有事に備えてDocomo系とau系のデュアルSIM端末を使い続けているんだけど、Docomo系の某社MVNOの通信品質が耐えられなくなった。都内繁華街のピーク時には全く繋がらない。こないだはLTEにすらならなかったほど。
そして耐えかねてmineoにサクっと転入。友人がアカウント持ちだったので紹介してもらい事務手数料も無料。何より1Mbpsリミッター下であれば「ギガ」を消費しないという思想が気に入った。
働く会社も替えた
1月から新天地で働くことなった。リモート勤務も出来るぽいけどそれまでの見極め期間として試用雇用期間中の3ヶ月は通勤することになりました。通勤時間が暇である。行きはコテンラジオを楽しむことにした。帰り道は音楽を楽しみたい。(皆執務中にも音楽を聴いてるぽいけど、今は止めておこう)
けどスマホにいちいち音源データを入れるのは面倒極まりない。
SynologyのNASを持っていて音源ファイルが沢山ある
自分は音楽の嗜好がちょいマイナーで、ゲームサントラやそのアレンジ(インディーズ)など、サブスク化されにくいコンテンツが好きだ。そのため自前でmp3音源を持つようにしている。結構なデータ量になるので十年くらい前からNASで保管している。今は2代目のNASが活躍中だ。Synology製品である。
Synology製品はちょっと高くつくけど、専用アプリをインストールすることができる。これまでにもSMBサービスやgitサーバを入れて宅内でよろしくやらせて貰っていた。がこれまで在宅だったので宅外でデータを使うことなんて考えてもみなかったのである。自分が持っているのはもう廃盤になったDS220jというモデル。今はもっと高性能な後継モデルがある。
ひらめいた
SynologyNASにVPN的なアプリを入れて、スマホにも同じVPNクライアントを入れて接続してしまおう。最悪ルータのポートを空ければ通信できるっしょ。ストリーミング対応の音楽再生アプリもあるんでないの?それらを組み合わせたら通信量無料で自前音源聴き放題ソリューションが構築できるのではないか?
ありました
ChatGPTくんに相談したところ、ドンピシャな提案をしてくれました。
Tailscale使えばルータのポートを空ける必要も無し。
Synologyが配ってるアプリを使えば音楽再生のサーバとクライアントも無料で完結。
手順
- NASとandroid両方にTailscaleを入れてGoogleアカウントか何かでサインオンできるようにする。
- SynologyNAS側にAudio Stationというアプリをインストール。NAS内の音源ファイルを勝手に拾い集めて音楽メディアサーバとして振る舞ってくれる。
- androidスマホ側にはDS AudioというアプリをPlayストアからインストール。Tailscaleアプリから拾える接続情報をDS Audio起動画面のホスト情報に設定。
- DS AudioにNASのログインアカウント情報も設定。
- おしまい。
たったこれだけで自前Spotifyが出来上がってしまった。音楽プレイリストはNAS側に保存されており、プレイリストの編集・再生はNAS、androidどちらからでも可能。
256kbpsくらいまでなら帯域もギリで耐えられるし、DS Audio側でビットレートを適宜変更してくれるらしい。NASはトランスコード機能もあるので色んな意味で問題なさそう。
最後に
Synologyの回し者ではありませんが、エンジニアもそうでないパソコンチョットクワシイ人でも十分に楽しめるデバイスだと思います。可能性の塊。ガワがそこそこお高いし、中に入れるHDDもSSDも今はちょいと相場が高めですが、音楽サブスクに課金する期間から逆算してみるのも一興かと思います。
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