🍣

difitとpecoを組み合わせてAIのコードをレビューする

に公開

背景

最近、AI が書いたコードを difit でレビューしてみる、ということを試しています。
https://github.com/yoshiko-pg/difit
便利そうだな〜と思っていたところ、こちらの記事を見つけました。
https://papix.hatenablog.com/entry/2025/07/11/105342

記事中のコマンドで「なるほどこうやるのか」と思って試してみたのですが、自分の環境ではうまく動きませんでした。
そこで少しコマンドをいじって、いい感じに動いたので、その備忘録です。

原因

papix さんの記事にあった以下のコマンド

git log --oneline --decorate | peco --prompt 'COMMIT >' | head -n 1 | awk '{print $1}' | xargs npx difit

ぱっと見よさそうだったのですが、実行するとエラーが出てしまいました。

Error: No diff content received from stdin

調べてみると、どうやら npx difit にコミットハッシュだけ渡しても動かない ようで、差分の中身を標準入力で渡す必要があるっぽいです。

修正コマンド

git show {}で差分を全て渡して動かしました。

 git log --oneline --decorate | peco --prompt 'COMMIT >' | head -n 1 | awk '{print $1}' | xargs -I {} git show {} | npx difit

以下のような流れとなってます。

  1. git log --oneline --decorate
    => コミット一覧を取得

  2. peco
    => 対話的にコミットを選択

  3. awk '{print $1}'
    => 選択した行からコミットハッシュを抽出

  4. git show {commit}
    => 該当コミットの差分を出力

  5. npx difit
    => 差分を difit に渡してレビュー実行

さいごに

というわけで、difitを使ってコミット単位でレビューするためのコマンドの短い備忘記事でした。
HappyなAIコードレビューライフを!

Discussion