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Claude Desktop大幅刷新|コード機能強化でCursor・VS Code拡張のライバルになるか?

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2026年4月14日、Claudeデスクトップアプリ内の Claude Code が大きく刷新されました。アプリ全体が変わったわけではなく、Chat / Cowork / Code の3タブのうち Codeタブ が大幅に強化された形です。

これまで Claude デスクトップといえば Cowork 機能が花形で、Code タブは正直ちょっと地味な存在でした。ここに今回、本格的に力が入った感じがあります。

この記事では、公式発表を紹介しつつ、私が実機で検証して「これは大事」と思ったポイントを中心にご紹介します。

▶Youtube動画版はこちら:https://youtu.be/kUJ4vVLR_9A
▶公式ブログはこちら

タブが上から左に移動した

まず最初に気づくのが、Chat / Cowork / Code のタブ切り替えが画面上部から左サイドバーに移動したことです。

最初「あれ?」ってなりますが、機能的には同じ。サイドバーに寄せたことで、プレビューやターミナルを含む複数ペインを横に広く使えるレイアウトになっています。

【目玉】プレビュー機能の強化

今回の目玉は、なんといっても Codeタブのプレビュー機能 です。

試しに、以下のような指示を出してみました。

ReactとViteでコーディングセミナーのランディングページを作ってください。

セミナーの詳細は別途いれました。しばらく待つと、セクションごとにコンポーネント分割された構成でLPができあがります。

React/Next.jsアプリもアプリ内プレビューで完結

嬉しいのが、http://localhost:5174 のURLをクリックして別ブラウザで開かなくても、アプリ内の右ペインで直接プレビューできること。

これまでもローカル開発サーバーの埋め込みプレビュー自体はできていたのですが、今回は その他の直接プレビューも加わり、ReactやNext.jsのような本格的なWebアプリをアプリ内で完結して確認できるようになっています。

ちなみに今回のテストでは、ポート5173がすでに使われていたため、Claudeが自動でポート5174に切り替えてサーバー起動してくれました。この自動ポート検知も地味に便利です。

モバイル/PC表示のワンタッチ切り替え

プレビューパネル右上のアイコンをクリックすると、モバイル表示とデスクトップ表示をワンクリックで切り替えできます。

レスポンシブ確認が一発でできるので、LPやWebアプリ開発では便利。

要素の直接選択 → コンポーネント単位で指示

これは完全に新しい機能で、一番驚いたところです。

プレビューパネル右上の矢印アイコン(要素選択モード)を押してから、プレビュー上のボタンなどの要素をクリックすると、チャット入力欄に <App /> のようなコンポーネントタグが自動で追加されます。

その状態で「このボタンの色を変えてください」と指示を出すと、Claudeが該当のコンポーネントを正確に特定して修正してくれます。

これまでは「右上の緑のボタンを…」と言葉で詳しく説明するか、スクリーンショットを撮って貼るしかありませんでした。それが プレビュー上でクリックするだけで場所を正確に伝えられる ようになった。しかも単なるDOMセレクタではなく、Reactのコンポーネント単位で指定できている のがポイントです。

マルチセッション並行作業

左サイドバーから複数セッションを立ち上げて、別のリポジトリに対する作業を並行で走らせられます。
同じリポジトリに対して複数セッションを同時に走らせることが可能。

内蔵ターミナル

これまで別ウィンドウで開いていたターミナルが、アプリ内のペインとして統合されました。

Views メニューから開けます(macOS/Windows共通で `Ctrl+`` でも開ける)。テストの実行やビルドをアプリ内で完結できるので、ウィンドウの切り替えが減ります。

3つのビューモード(日本語UIでは4つ)

Claudeの応答表示を、目的に応じて切り替えられるようになりました。

送信ボタンの横のドロップダウンから選択できます。日本語UIでは以下の4つ:

  • 考え中:Claudeの思考過程を表示
  • 詳細(英語版:Verbose):すべてのツール呼び出しを表示
  • 通常(英語版:Normal):バランス型、デフォルト
  • 概要(英語版:Summary):結果のみ表示

Routines も同日に発表

今回の刷新と同時に、Routines という機能も発表されました。Claude Codeの設定(プロンプト+リポジトリ+コネクタ)をパッケージ化して、スケジュール実行・API呼び出し・GitHubイベントなどで自動起動できる仕組みです。

毎晩2時にバックログから1件バグを取って修正PRを出す、といった使い方ができます。ただし1日あたりの実行回数に制限があり。

CLI版のClaude Codeとの棲み分け

ここまで書いておいてなんですが、本格的にコード開発するならやっぱり CLI 版の Claude Code のほうが細かい設定ができて柔軟です。 デスクトップ版はどちらかというと「軽く使いたい」「GUIで並行セッションを見渡したい」人向けという印象。

ただ、今回の刷新でデスクトップ版もだいぶ良くなりました。今後、CursorやVS Codeとの競合関係に入る 可能性を感じました。

ただ、フォルダ内のファイル一覧(エクスプローラー)を表示できないなど、まだ足りない部分もあります。今後どう進化するか、見守っていきたいです。

まとめ

ざっくりですが、Claude Code デスクトップ刷新のご紹介でした。

大事なポイントをもう一度整理すると:

  1. Codeタブが本気で強化された
  2. React/Next.jsアプリもアプリ内プレビューで完結
  3. 要素クリックでコンポーネント単位の指示が可能に
  4. モバイル/PC切り替えもワンタッチ
  5. Git worktreeによる複数セッション並行作業
  6. ターミナル内蔵、ビューモードで情報量を切替

実際に動いている画面を見たい場合には、動画版もチェックしてくださいね。
https://youtu.be/kUJ4vVLR_9A

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