STORES Tech Conference 2025 に参加してきました
初めに
学生支援枠として STORES Tech Conference に参加しました。 1企業が主催する技術カンファレンスとは思えないほどボリュームあるイベントで、トークセッション、ポスター展示、Ruby 道場、その他の企画が同時並行で進行していました。多様なコンテンツが途切れなく展開される構成で、一日を通して非常に充実した時間を過ごすことができました。
気になったポスター展示
ポスター展示では、企業内で取り組まれている技術的知見が整理されて提示されており、その中で特に関心を引いたのが、人間の認知を input・process・output に分け、二つのケースで人間側がどの段階のボトルネックになっているかを明確に整理していた取り組みでした。
一つ目のケースでは output に負荷が集中し、もう一つのケースでは process が律速となるなどのような形で、ケースごとに人間側のどの処理が全体の進行を制約するかを整理されていました。こうした整理は、生成AIの活用の最適化を検討する際の汎用的な枠組みとしても非常に有効だと感じました。AI によって知能のスピードが速くなる環境では、人間側のボトルネックをどのように扱うかがより重要になるためです。
気になったトークセッション
トークセッションでは、ykpythemind さんによる「I Do」が印象深い内容でした。 生成AIが高度化するなかで、エンジニアが従来「楽しい」と感じていた領域と、AI を使うことによって得られる生産性の高さとの間に生じる葛藤を扱ったものです。コードを書くことそれ自体に価値を見出してきた人間が、生成AIの普及によってその役割を失いかねない一方、AI を活用しなければ生産性競争に取り残されてしまうという、現代的なジレンマが語られていました。
登壇者がホラー映画制作をしていらっしゃる方ということもあり、まるで短編映画を思わせるような語り口で引き込まれるセッションでした。技術カンファレンスでありながらエンターテインメント性が高く、個人的に非常に楽しい時間でした。
その他のコンテンツ
会場内には、技術発表以外にも社員の方々が選んだ書籍の紹介、多様なキーボードの展示、プロダクトのデモ環境などが設けられており、そうしたコーナーにいらっしゃる社員の皆さんがとても楽しそうにされている様子が印象に残りました。展示そのものに加えて、そこに関わる方々の生き生きとした姿を拝見することができました。
また、お菓子やコーヒーが無料で提供されており、休めるスペースも用意されていました。適宜休憩を挟みながら会場を巡ることができました。
まとめ
STORES Tech Conference は、技術的な示唆を得られるセッションに加えて、会場全体で多様な展示や交流が行われる構成になっており、一日を通して充実した時間を過ごすことができました。
Discussion