なぜ私は「行政の隣」で、ツールを自作し続けるのか
まだ昭和が、あなたの机を塞いでいませんか?
紙とハンコ、深夜残業。
「誰かがやらなきゃ回らない」――そう分かっているからこそ、今日もあなたの机には山積みの書類が残っているかもしれません。行政を支える皆さんは、社会を静かに動かす“無名のヒーロー”です。
その情熱が、非効率なルーティンワークによってすり減ってしまうのは、あまりにももったいないと思いませんか?
現場を知る私が選んだ道:テクノロジーで変革を
私は十数年、日本の行政の仕組みの中で汗をかいてきました。
そこで見つけた答えは、課題を “評論” ではなく “実行” で変え、愚直にやり続けること。
そのための武器として、私はテクノロジーを選びました。
評論家として外から言葉を投げるのではなく、現場の隣にいる「実行者・伴走者」として、この世界を少しでも良くしたい。その想いが、私の全ての活動の原動力です。
目の前にある、ひりつくような課題
これらはニュース記事ではありません。私がこの目で見てきた現実です。
- 2時間の会議を、ただ延々とテープ起こしする深夜
- 誤字脱字を隠すためだけに、一枚一枚貼り続ける修正シール
- ダンボールいっぱいの紙の郵送物から、必要な情報をひたすら抜き取り、転記のためにタイプする1日
私の答え:動くツールを自分で作る
この課題に対し、私が選んだアプローチは「自らの手で、動くツールを作ること」でした。
ツール | 一言概要 |
---|---|
minutes-parser |
会議録(議会)をデータに変える |
RAG-evaluation-tool |
AIが最適な答えを生成する検証のヒントとなる |
どちらもプロのエンジニアの方々が書く作品ほど洗練されていないかもしれません。
でも、現場の痛みを知る者が作ったからこそ、実用的な価値があると信じています。
Zennで共有していく3つの視点
このZennでは、単なるコード解説に留まらない、現場で役立つ実践知を共有していきます。
- 課題解決ドリブンなツール開発: 現場の課題をどう捉え、それを解決するツールへと落とし込むか、その思考プロセスと実装の勘所。
- 非エンジニアのためのPython等活用術: プログラミングが専門ではない人が、Pythonをはじめとした言語やツールを使って自身の業務をどう効率化できるか。
- 行政のリアル: 技術を行政に導入する際の「理想と現実」。そのギャップを埋めるための具体的なアプローチ。
AI: 私の「実行」を加速する頼れるパートナー
最後に、私の制作プロセスについてお話しします。
この記事の構成案や文章、そして私が開発するツールのコードの多くは、AIとの対話を通じて生み出されています。
私の役割は、現場で得た課題感や情熱、そして「これを解決したい」という核となるアイデアをAIに提示し、レビューすることです。AIは、思考を構造化し、多角的な視点を与え、文章やコードとして形にするための、最高の「壁打ち相手」であり、生産性のパワードスーツそのものです。
このAI活用の開示が、この記事の透明性を高め、読み手である皆さんの信頼に繋がることを願っています。そして、何よりAIを使いこなすことで、プロのプログラマーでなくとも価値あるアウトプットを生み出せるという事実が、誰かの希望になれば幸いです。
共に未来を創る仲間へ
ここまで読んでくれたあなたは、すでに仲間です。
GitHub やZennのフォロー、各リポジトリへの ⭐️ (Star) が、私の次の一歩を踏み出す何よりの燃料になります。
このテクノロジーの力を借りて、行政の現場がより良くなる瞬間を、ぜひ皆さんと一緒に創造していきたいと心から願っています。共に、より良い未来を築き上げていきましょう!
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!
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