締め切り直前(7/13)のClaude Fableに、最後に何をやらせるか
Claude Fable が、米国時間 7 月 7 日でサブスクリプションプランから提供終了になります。API 経由なら引き続き使えますが、単価は 100 万トークンあたり入力 $10・出力 $50。個人の日常使いの範囲を超えています。なのでこの数日、1 週間分の使用量を使い切る勢いで、渡せる仕事を片っ端から渡していました。
追記:その後、Claude Fable のプロモ提供は 7 月 13 日 16 時まで延長されました。この記事は、当初の締め切りだった 7 月 7 日時点の状況をもとに書いています。
渡している間は深く考えていませんでした。ただ、振り返ると共通点があります。ほとんどが「書いて終わり」のコードではなく、ツール、基準、レポート、方向性のたぐいでした。モデルが退場するとき、賢さは一緒に持っていかれます。

この数日でやらせたこと
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執筆ワークフローの skill 群の改善。自分の執筆 skill を review させ、フローにユニットテストを書かせ、自分が良いと思う文章を食わせて語感を基準ファイルに落とさせました。改善後は、書き上がりの違いが体感できます。
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他の skill を直すときは、順番を変えました。以前は思いついた所から直していましたが、今回は先に現状を review、次に基準を立て、最後に基準どおりに直す。直り終わった skill 本体より、残った基準ファイルの方が値打ちがあります。
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再現できない本番バグの調査。たまにしか起きず、ログもかみ合わない、エンジニアリング能力が一番要るやつです。手がかりを分析レポートに整理させ、結論と未検証の仮説を分けて書かせました。修正の実施に Fable は要りません。レポートさえあれば、安いモデルでも続きをやれます。
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Nuxt メジャーアップグレードの事前調査。破壊的変更、移行手順、リスクを調査レポートにまとめさせました。あとは実際に上げるとき、レポートを 1 つずつ確認しながら進めるだけです。
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ページ表示速度の調査のドキュメント化。まず計測方法そのものを調査させました。Lighthouse や Web Vitals で測れること・測れないことを整理し、主指標は
Performance.mark()の custom 計測に決定。そのうえで主要ページの初期表示速度を調べさせ、改善方針までドキュメントに残しました。 -
テスト戦略の路線調査。ZOZO の Claude Code と Playwright CLI による自然言語 E2E の記事を精読させ、チームの現状と突き合わせて「今後テストをどっちへ進めるか」の方針ドキュメントにしました。この手の議題は会議で空転しがちですが、今は机に置ける調査が 1 本あります。
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個人プロジェクトのアーキテクチャと技術選定。趣味で作っているミニゲーム学習サイトの構成を丸ごと決めさせました。Next.js の静的ホスティング + Supabase に問題データを置き、無料枠内でコストはほぼゼロ。要件定義、データモデル、技術選定、競合分析まで全部ドキュメントに落ちています。個人プロジェクトには壁打ち相手がいないので、Fable がその役でした。
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いちばん大事なのは判断です。上のどの仕事の裏にも「結局どっちへ進むべきか」という方向の問いがあります。Fable の判断力は自分が使ってきたモデルの中で群を抜いていたので、この数日はコードを書かせるより、方向を決めさせる方に使いました。コードは誰でも書けます。方向を間違えたら全部無駄です。
提供終了後に残るもの
明日からは、ウィンドウの中で動くのは別のモデルに戻ります。でも、そのモデルがこれから従って動く skill、立てた基準、机の上の調査レポートは、この数日で Fable が残していったものです。こうして見ると、提供終了は締め切りでした。やるべきだと分かっていて手を付けていなかったことを、全部やらせてくれました。
Discussion
私もFableがなくなった時に備えて、ひたすら最上流のスキルやルールなどのハーネス群を整えさせていました。
正直明日から同じような出力が出るか心配ですが、なんとかして水準を落とさないようにとその辺りの整備を進めました。
7月13日16時まで延長されたみたいですね!ただ私は昨日の時点で今週分を使い切ってしまいました…笑
でも逆に、こういう締め切りがなかったら、たぶん後回しにしていた気がします。
ふふふ、私も肩透かしを食らいました笑
まだ使えるんかーいって感じですよ。
でもトークンもうないんですね。2日間で使い切るとはすごい追い込みだったんですね(私は幸いまだトークン残ってました)