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100均グッズでルータラックを自作する

2025/02/24に公開

100均で売っているブックエンドを使って、ちょっとしたルータラックを自作してみました。

はじめに

最近、おうちのIoT機器が増えてきたせいか、ネットワークが不安定になることが増えてきました。
Wi-Fiルータに内蔵されているDHCPサーバを使って各機器にIPアドレスを配っているのですが、ときどきIPアドレスが割当てられないことがあります。
これを機に、家庭内LANを刷新するべくYAMAHAの業務用ルータ RTX830 をヤフオクでゲットし導入してみました。
これでいわゆる「逸般の誤家庭」の仲間入りです。

先人の知恵をお借りしてセットアップが完了し、これを屋根裏に設置すれば作業完了です。
しかしながら、機材が増えたこともあり、せっかくなら設置にひと工夫したいところです。
うちではソフトバンク光を導入しているので、これまではONUと光BBユニットを屋根裏に転がしていました。これにルータが加わるとなると配線も増えることもあり、しっかり機材を固定できるラックが欲しくなります。

100均グッズを素材として活用

まともなものは高いし、屋根裏なので見てくれはどうでもいいので、安いものはないか…。
そこで思いついたのは、100均で売っているグッズを使って簡単なラックを作れないかというもの。
金属製のブックエンドを2枚組み合わせるという方法です。重ねたブックエンドをスライドさせれば、乗せたい機材のサイズに合わせて幅が調整できます。

今回はダイソーで売っていた以下のものを使いました。1つ110円で2つ使います。

ブックエンド(縦20×横13.5×奥行き10cm)

これにL金物を取り付け、屋根裏の梁に取り付ければしっかり固定できそうです。

いざ、制作

ブックエンドは重ねて強力両面テープで固定しました。薄い鉄板ですが、2枚重ねるとそれなりに頑丈です。
梁に固定するためのL金物は、それぞれドリルで2箇所穴をあけ、ボルト2本でしっかり固定します。ボルト1本では重さに負けて傾いてしまう恐れがあります。

とういうことで、これを、

こうして、

こうです。

機材を乗せるとこんな感じ。

これを屋根裏の梁にコーススレッドビスでガッチリ固定。

梁に固定することで、全体としてガッチリとした剛性が出ました。
ラックに乗せる機材は、これまた強力両面テープで固定。意外にしっかり固定できます。
これで、機材を手で押さえなくてもLANケーブルをガシガシ抜き差しできます。
なお、屋根裏に設置ということもあり、虫などが入らないように使用していないポートにはマスキングテープで蓋をしています。

おわりに

100均グッズを素材として使うというのはいろいろなところで紹介されていますが、今回のルータラックはなかなかにうまく仕上がりました。
このブックエンドは他にもいろいろなサイズがあり、ちょっとしたラック以外にも工作に応用できそうです。
みんさんもぜひお試しください!

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