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「オブジェクト指向UIデザイン」感想

2022/08/15に公開約900字

About

オブジェクト指向とは何か、という説明はされていても何が違うかについてはあまり目に触れることはありません。
本書ではオブジェクト指向のUIとタスク中心で考えられたUIの対比について触れながら、オブジェクト指向とは何か、どのように視点に立ち設計を行わなければならないかがまとめられています。

Point

  1. オブジェクト指向とは
  • オブジェクトの選択を行い、その次に選択したオブジェクトに対するアクションの順で選択を行う
  • ナビゲーション(手続き)はオブジェクトを手がかりに行う
  • オブジェクト指向UIの優位性とは、対象物を選んでからやることを選ぶ「名詞→動詞」式のUIの操作はモードレスである
  1. オブジェクト指向UIの設計
  • ユーザーのコンテクスト、やりたいことや状況は様々であり、デザインの手がかりとしてはっきり特定することは難しい
  • 個別性の強いユーザーのコンテクストを特定することよりもユーザーが集団として持っている認知特性や身体特性に基づいたデザインパターンを活用することが重要
  • ユーザー中心のデザインは、「ユーザー自らが合わせることが出来るデザイン」であり、ユーザーがデザインと調和して結果を最大化できるシンプルで論理的な原理を備えたデザイン
  1. 設計作業の基本ステップ
  • ステップ1:オブジェクトの抽出
    • オブジェクトとは
      • 数えられる名詞として表すことができる
      • 同種の集合として管理され得る
      • 共通のアクションを持っている
  • ステップ2:ビューとナビゲーションの検討
  • ステップ3:レイアウトパターンの適用

For whom would you recommend it?

オブジェクト指向とは何か説明できない方、何となくわかってはいるが他と何が違うのかイマイチ理解できないという方の1冊に向いているように感じます。
かくいう自分も上手く説明できないため、一度しっかり勉強しようと思い手に取りました。
銀の弾丸など存在しないという個人的考えは変わりませんが、理解を深めたり知識を整理するのには良い1冊です。

Discussion

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