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生成AIを使用した Webアプリ開発のTips ~機能劣化対策~

に公開
2026/03/12

本日は私が生成AIを活用したWebアプリを開始して1,2か月くらいで得たノウハウをお伝えします。
※ 現在は生成AIの能力が格段に上がっていて、ここに示すような課題は少なくなっていますが、
  それでもある程度は発生しますし、
 この考え方はアプリ開発以外にも生成AIとの協業において役に立つと思います。

課題と目的

課題: 生成AIを使用してWebアプリ開発をする際に機能を追加をしようとすると、
     追加機能は実装されるものの、すでに実装されていた機能がなくなることがある。
     ⇒つまり機能の劣化が発生する。

目的: 生成AIによるWebアプリ開発の改訂における機能劣化を防止する方法を提案する。

機能劣化のメカニズム

なぜ機能劣化が起こるのか?

生成AIは依頼内容に集中しすぎる。
それにより、過去の開発内容を維持できなくなる。

対策1:プロンプトの工夫

機能劣化を防ぐための第一の対策として、過去の開発内容の維持も依頼内容に含める。

【具体的なプロンプト例】

以下追加機能を実装できますか?
▪~~追加機能~~
▪~~追加機能~
▪~~追加機能~~

前提:
▪これまで実装されていた機能をすべて維持してください
▪出力は開発差分ではなく、これまでの成果物を統合した最新版を作成してください
▪変更後の成果物がすべて正しく動作することを確認してください
▪v0.*(*は連番)として開発し、保存してください

対策2:修正プロセスを分ける

対策1でも機能劣化が発生する場合の対策
⇒
あえて完全版を出力させるのではなく、まず修正方法だけを提案させる。
そのうえで、修正内容を合意したうえで、
その該当箇所のみを過去の成果物に反映するように依頼する。

ポイント
開発差分を作る行為と、差分と過去成果物を統合する行為を別々で依頼する

まとめ

・ 生成AI開発における機能劣化は、AIの集中しすぎが原因
・ 対策として、過去機能維持を明示的に依頼
・ それでも劣化する場合、
  修正方法提示と成果物反映のプロセスを分ける

あとがき

Discussion