フロントエンドカンファレンス東京2025に参加しました
はじめに
2025 年 9 月 21 日に開催された「フロントエンドカンファレンス東京 2025」に参加してきました。AI チャットボットの UI 実装やパフォーマンスチューニングなど、印象に残ったセッションについて書いていきます。
私はサイバーエージェントさんの学生支援枠での参加でした。このような学びの機会をいただけたことに感謝しています。
印象に残ったセッション
実践 AI チャットボット UI 実装入門
チャットボットはテキストを返すことが一般的ですが、UI を返すことでより使いやすくなるのではないか。このセッションでは、そのような考えのもと、チャットボットで UI を返す実装方法が紹介されていました。
具体的には MCP UI と AG-UI の 2 つのアプローチが取り上げられていました。これまでチャットボットといえばテキストベースのやり取りが中心でしたが、例えば「今週の売上を表示して」と聞いたときにグラフ UI が返ってきたり、「予約を取りたい」と言ったらカレンダー UI が表示されるような体験は、確かにユーザーにとってより直感的だと感じました。
単にテキストで「〇〇のデータは △△ です」と返すよりも、視覚的に情報を提示できる点は大きなメリットがあります。ただ、開発者としてはどのような UI コンポーネントを用意するか、どんな状況でどの UI を返すかという設計が重要になってきそうです。
フロントエンドパフォーマンスチューニングで Web 技術を深掘り直す
リクルートさんの研修で実施されている Web フロントエンド版 ISUCON の取り組みが紹介されていました。パフォーマンスチューニングのやり方は教えず、計測と改善のループを手を動かして学んでいくスタイルだそうです。
このセッションで最も印象に残ったのは、「新しい技術が常に優れているわけではない」という話でした。HTTP/2.0 や WebP のような新しい技術でも、環境や条件次第では逆にパフォーマンスが悪化することがあります。例えば HTTP/2.0 はパケットロスに弱かったり、WebP はデコードが重かったり。Lighthouse の提案に盲目的に従うのではなく、技術の深堀りが求められるわけです。
私は普段、新しい技術を「とりあえず良さそうだから使ってみる」という姿勢でいることが多いのですが、本質的に理解していないと適切な判断ができないのだと気づかされました。パフォーマンスという数値で可視化される切り口から Web 技術を学び直すことで、Unknown-Unknown を知る機会になるという考え方は、とても共感できました。
最後に
フロントエンドカンファレンス東京 2025 は、最新の技術トレンドを知るだけでなく、実際の開発現場での知見や工夫を学べる場でした。今回学んだことを自分のプロジェクトにも活かしていきたいと思います。
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