AWS SAP-C02に合格したので振り返ってみる
はじめに
AWS認定試験のなかでも難関との呼び声高い、AWS Certicied Solutions Architect - Professional(C02)試験。
AWSめっちゃデキる同僚も「超難しかった、試験時間も長いし問題文も長いからもう二度と受けたくない」とおっしゃっていた&私も2回目受けるモチベが保てる自信がなかったので、めちゃくちゃに対策して試験に臨みました。
せっかくなので、SAP-C02試験の振り返りを投稿してみます。
スペック
経歴
社会人4年目、インフラ業務の経験は1年程度です。
- 3年目の終わりごろまではアプリをメインで担当
- AWSは導入されていたものの、実際に触る機会はあまりなし
- 4年目になる前のタイミングで思い切ってインフラに転向
- そこから1年弱AWSを使用した業務を担当
- 主にマルチアカウント構成におけるガバナンス(Control Tower, Organizationなど)やネットワーク(Transit GatewayやRoute53など)を扱う案件を担当
という感じですが、SAP-C02の出題範囲となる移行関連やサーバレス、基本的な三層構成も経験なし、という状態で最初はちんぷんかんぷんでした。。。
これまで取得したAWS資格
以下の資格を取得しました。こうみるとだいぶペース遅いな、、
年月 | 資格 |
---|---|
23年2月 | CLF |
23年8月 | SAA |
24年2月 | DVA |
具体的な勉強法
1.Web問題集を解きまくる
CloudLicenseを利用し、問題集を2周+本試験モード2回+苦手な問題を何度かやり込みました。長文で難しく問題数が多いうえ、最初は何を言ってるか全くわからないので1周目はかなり苦痛だと思います。が、やれば必ずわかるようになります、、!
最後は文中のキーワードを見ただけで答えが思い浮かぶくらいになりました。ただ単に答えを覚えるだけでは意味がないですが、答えを覚えてしまうほどやり込むのは良いことだと個人的には思っています。
2.構成図とユースケースを叩き込む
他のSAPに合格した方数人にも聞きましたが、口を揃えて「構成図とユースケースを叩き込んだ」と話していました。
CloudLicenseにも解説はついていますが、一読しただけでは理解できないものも多いので、自分なりの方法で構成図やユースケースを整理するのが有効な方法だと思います。
私は以下のようにまとめていました。
- AWS公式ドキュメントやBlackBelt、各種技術ブログから、問題文に近い構成を見つける
- そのサービスのユースケースが分からない場合は、ChatGPTにユースケースを聞く
- 上記をNotionにまとめておく
- 実際のまとめ用Notionページ
実際の試験
激ムズだったらどうしよう…とドキドキしていましたが、CloudLisenceとほぼ同じ内容の問題が半分くらい出題された印象で、なんだこれ!?となるような問題は数問程度でした。途中でトイレに行き、フラグをつけた問題を見直しても30分くらい余ったので、しっかり対策していれば時間が足りなくなることはないと思います!
それでも結果がくるまではソワソワして何も手につきませんでしたが、、、
まとめ
大枠の構成や出題パターンを理解できれば、そこまで実務経験のない人でも問題なく合格できると思います。そもそも移行関連のサービスなんて触ったことある人のほうが少ないんじゃ。。
とにかく「こんな重たい試験を2度も3度も受けるのは嫌だ、、」という気持ちが大事だと感じました。
どなたかの参考になれば嬉しいです!
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