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funos 24.04 をインストールしてみる

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ghostbsd の問題・・・それは

FreeBSDベースであるため、WIFIデバイスのドライバがやや弱いこと。

お題:ちょっと古いDELLのLattitudeを使えるようにしたい。

  • 場所を取りますが画面が大きいので性能は差っ引いても作業性が良い機材が手元にあります。
  • 古いのでSATA-SSDです。1TBもあればとりあえず持ち運びには十分、128Gだと、ちょっと大きなアーカイブを扱うには危険。
  • GhostBSDを入れたのですが、AR9565 が不安定でしょっちゅう切れます。正直使えません。802.11g というのも残念すぎるのです。入れ替えたいのですがBIOSが意地悪して使えなかったらどうしようというのがあります。
  • FreeBSDのNativeドライバがだめなのか、昨今のWIFI混雑に勝てないのかわかりません。USBの新し目なWIFIをぶっ刺してWIFIBOXを設定すればいいじゃんという話もありますが、それはそれで億劫ですし内蔵のATHEROSが死物となるのも困ります。

funos という新しいLinuxディストロがあった。

  • よく判らんので、とりあえずダウンロードします(悪い癖)
  • GhostBSDの普段遣いノートでちまちま拾ってきました。 2GBほどですが、sourceforge を使うと結構時間がかかります。GhostBSDもTorrent(3GB/1時間)で落としたのですが、それと変わらないくらい。
  • 貧乏なので160Mbpsで我慢しているのが悪いのですが、LAST1マイルが10Gbpsでも1Gbpsでも結局はベストエフォートの罠やらQoSが効いて来るのでリアルタイム性が要求されないものは後回し。音声が途切れたら問題ですが、Torrentが数時間かかろうが待てばいい。
  • llamaあたりのモデルを引っ張ってくると滅法速いのは、要するにプロジェクトごとの資金力。「全て貧乏が悪い」としか。

インストールまで

ddrescue の存在を最近知ったので、とりあえず出しておきます。 ddで書くよりなんぼか情報があり間が保ちます。

 ddrescue -f -D funos-24.04.2-stable.20250303.iso /dev/da0
GNU ddrescue 1.27
Press Ctrl-C to interrupt
     ipos:    1814 MB, non-trimmed:        0 B,  current rate:   5111 kB/s
     opos:    1814 MB, non-scraped:        0 B,  average rate:  12688 kB/s
non-tried:        0 B,  bad-sector:        0 B,    error rate:       0 B/s
  rescued:    1814 MB,   bad areas:        0,        run time:      2m 22s
pct rescued:  100.00%, read errors:        0,  remaining time:         n/a
                              time since last successful read:         n/a
Copying non-tried blocks... Pass 1 (forwards)
Finished
  • 手元のGhostBSD23.?? は24.01アップデート後ぶっ壊れたのち、再整備された結果、ぶっ刺したUSBキーを自動でマウントする能力を開眼しましたので、umount /media/なんちゃら をしておく必要があります。ちなみにGhostBSDの最新版をまっさらなストレージにインストールしますと、Mateなんですが、慣れないので まだXfce4がいいです。
  • とりあえずメディアが出来たのでインストールします。

インストール(の前にLIVE環境をためしてみる→インストール)

  • 結論:スクリーンセーバーが出て詰む(いかなる組み合わせキーを押しても、何をしても制御権が戻ってこなかった)
  • インストールするなら再起動してインストーラだけが動く環境にしましょう。
  • LIVE環境とはいえ、インストール作業中にスクリーンセーバーが出てしまうのは仕様としていかがなものかという感想です。
  • メモリが少ないときのインストールが問題かもしれません。8GB程度の環境だとスクリーンセーバを動かす時点でスラッシングするくらいメモリ使っていてUSBメモリにSWAPするので使い物にならなくなる。
  • スクリーンセーバに問題がある可能性も若干残っているので、インストール後に試す。
  • 802.11gですが ネットワーク設定も出来ていました。GhostBSDもWIFIBOX使えば動く状態だったと思われます。

:::note
途中までの画像は後々アップします。
:::end

インストール(気を取り直し、リトライ)

  • USBブートとは異なる起動画面が出ます=インストール済のgrubのbootメニュー。
  • インストール過程は省略。Ubuntuのインストールと同じ。
  • スクリーンセーバが起動しないので、止まってしまうことはなく完走。
  • 画像は後ほどつけていきます。
  • インストールログをコピーが終わると、再起動を促す完了メッセージが出ます。
  • 今すぐ再起動する

インストール後からテストいろいろ。

  • 日本語文字入力を変える。
    fcitx5-mozc を愛用しているので、ibusをアンインストールして、 fcitx5にします。
    .bashrc に以下を入れておきます。
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS=@im=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx

  • インストール方法 (PPA経由) 手順:
  1. ターミナルを開く

  2. Mozilla Team PPAの追加

    Mozilla Team PPAはFunOSではデフォルトで追加されています。必要ない場合でも
    、誤って削除した場合は以下のコマンドで再度追加できます:

    sudo add-apt-repository ppa:mozillateam/ppa
    
  3. パッケージリストの更新

    sudo apt update
    
  4. 優先順位の設定

    以下のコマンドを実行し、preferences.d/mozillateam ファイルに以下の内容
    を追加します:

    echo '
    Package: *
    Pin: release o=LP-PPA-mozillateam
    Pin-Priority: 1001
    ' | sudo tee /etc/apt/preferences.d/mozillateam
    
  5. Thunderbirdのインストール

    sudo apt install thunderbird
    
  6. メニューからThunderbirdを起動

    画面下左隅のメニューをクリックし、「リロード」を選択して、Thunderbirdがメ
    ニューに表示されるようにします。

funos / 見た感じ、lightdm

  • 可もなく不可もなく、ubuntuを使い慣れていればなんの問題もないかも。
  • インストールされているパッケージを見る限り gnomeスイートが最小限しかはいっていません。
  • snap は採用されていません。 入れられるとは思いますが・・・
  • LTSなので全体に古い。Firefoxが128.8.0esr だったりします。
  • ほかも古いために不具合が出るものもあるかと思いますが、iOS18.xのiPhoneは即繋がります。
  • Windows7向けPCだったのでここまで使い倒せるとは・・・

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