概要
Unreal Engine 5.1から追加?されたEnhanced Inputについて確認する。
公式
プラグイン
こういったものが追加されており、これが有効だと使用できる状態となる。
使用するために必要なもの
- Input Mapping Context
- Input Actionを用いてボタン設定を行う
- Input Action
- 入力に値を決定する
Input Action
中身は基本的にこうなっており、設定する部分も「Value Type」となる。
ON/OFFのみとなるジャンプや決定ボタンは「Digital(bool)」
スティックによる二値化は「Axis2D(Vector2D)」
Input Mapping Context
先ほどのInput Actionを用いて、設定を行うようになる。
MappingsからInput Actionを紐づけ、どういったボタンを受け付けるか設定する。
boolのほうがボタンだけだが、Axis2Dのほうは、どちらがプラスなのかなどを設定する必要がある。
呼び出し
ブループリントにて、ボタンによる動作を決定づける方法として、Input Actionを呼び出して行うようになる。
Triggerdが入力されたタイミングなどで呼ばれ、値はAction Valueから受け取れる。
画像だとboolだが、Axis2Dならfloatが受け取れる。
- 「Started」
- 押された瞬間を受け取れる
- 「Completed」
- 離れた瞬間を受け取れる
- 「Triggerd」
- 押している間を受け取れる
同時押し
Wボタンを押す条件として、IA_Jumpが推されていないとできないというような形にしている。
これにより、同時推し状態でないとWが効かない。
つまり、Wが押されたらIA_Jumpも押されている。ということが分かる。
「W」の「Triggers」に「Chorded Action」を適応し、Chord ActionにIA_Jumpを入れる。
そうすることで、IA_Jumpが有効になったらWが推せるようになる。
デバッグコマンド
@キーを押し、「showdebug enhancedinput」で入力状態などがとれる。
入力中に候補として出ないので、恐れずに…。