Spring Bootを使ってHello Worldを表示
Spring Bootは、Spring Frameworkに基づいていて
Spring Frameworkより簡単なセットアップでSpring Application開発ができるフレームワーク。
Spring Bootを使って画面にHello Worldを表示させてみる。
- 流れ
- Spring Bootプロジェクトの作成
- HTMLの作成
- Controllerクラスの作成
- 実行
- エラー
流れ
- Spring Bootプロジェクトの作成
- HTMLの作成
- Controllerクラスの作成
- 実行
- エラー
1. Spring Bootプロジェクトの作成
「ファイル」→「新規」→「その他」→「Spring スターター・プロジェクト(Spring Initializr)」→「次へ」と進む。
今回はタイプとJavaバージョン以外はそのままでする。
タイプ:Maven
Javaバージョン:17
「次へ」で進み、依存関係は「Spring Boot DevTools」,「Lombok」,「Thymeleaf」,「Spring Web」を追加して「完了」でプロジェクトを作成する。
2. HTMLの作成
「src\main\resources」の直下のtemplatesフォルダを右クリックし「新規」→「その他」と進み、HTMLファイルを作成する。
名前に「NewFile」と入力し、作成する。
以下のコードを書き込み、HTMLファイルを編集する。
<html>
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>Hello World</title>
</head>
<body>
<h1>Hello World!</h1>
</body>
</html>
3. Controllerクラスの作成
「src\main\java」→「com.example.demo」を右クリックし、「新規」→「クラス」と進み、Javaクラスを作成する。
名前に「HelloController」と入力し、作成する。
以下のコードを書き込み、Controllerファイルを編集する。
import org.springframework.stereotype.Controller;
import org.springframework.web.bind.annotation.RequestMapping;
@Controller
public class HelloController {
@RequestMapping(value="/")
public String index() {
return "NewFile";
}
}
- @Controller:Controllerを指定するためのアノテーションで、主にViewを返す。
- @RequestMapping:クライアントからのリクエスト(URL)に合ったクラスやメソッドに接続するアノテーション
- value:受けるリクエストのURLを設定する。
- return:表示するHTMLファイルの名前を指定する。
4. 実行
プロジェクトを右クリックし、「実行」→「Spring Bootアプリケーション」をクリックし、実行する。
コンソールにこのように出たら実行成功
ブラウザを開き、「localhost:8080」を入力してHello Worldが表示されたら成功
5. エラー
ControllerからNewFile.htmlを呼び出したらSpring Bootは動いていたようだが以下のエラーが出た。
調べたら回避方法としては「Eclipse」→「実行」→「Maven clean」→「Maven install」で回避できるようで、やってみたらHTMLファイルを呼び出すことができた。
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