統計検定(専門統計調査士)を受験したよ!
はじめに
2024年3月12日(火)に受験した統計検定(専門統計調査士)に合格しました!
この専門統計調査士の試験は、統計検定2級合格者程度の専門知識に加えて、社内・経済で広く利用される各種の調査データの作成過程、および利用上の留意点などに関する総合的なことが問われます。
専門統計調査士を受験する方や気になる方の参考になればと思います。
以前統計調査士受験について執筆しました!
統計検定(専門統計調査士)とは?
専門統計調査士の試験は、統計調査の設計・実施段階からデータ解釈に至るまでの体系的な知識が求められます。統計調査士が統計学の基礎知識や公的統計の理解・活用に焦点を当てるのに対し、専門統計調査士はこれらに加えて、調査企画、調査票の作成、標本設計、データの整理、調査手法など、より高度な知識と技術を必要とします。
出題範囲
私が受けた統計検定(専門統計調査士)の出題範囲は主に4つの分野に分かれています。
1.調査企画、調査票作成
2.標本設計と結果の推計、データの整理
3.調査の種類と特徴、調査方法
4.データ利活用の手法
結果を振り返ると1.調査企画、調査票作成は正解率が100%だったのですが、2.が足を引っ張ってました。
その他試験概要
専門統計調査士 | |
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試験時間 | 90分 |
問題数 | 40問程度 |
合格基準 | 100点満点で65点以上 |
受験料(一般/学割) | 10000円/8000円 |
詳細はこちら
受験までの勉強方法
2月上旬から参考書を読む、模擬問題を解くなどをはじめ、計30時間程度の勉強時間を費やしました。
試験問題は40問程度で、統計調査士よりも重い内容になっています。解く時間も最初は90分丸々使っていたので試験問題を解き始めた時はとても苦労しました。
下記に勉強で用いた参考書についてまとまています。
使用した参考書
使用した参考書は2つです!
・日本統計学会公式認定 統計検定専門統計調査士対応 調査の実施とデータの分析
まずはこれを1通り読みました。
専門統計調査士に関わる調査の企画や調査方法などなど、試験に合格するために必要な経知識が書かれています。
最後の方に、模擬問題もあるのでどのくらい理解しているかの確認もすることができます。
1番最初に解いた時の正答率は27%くらいだった気がします。
・日本統計学会公式認定 統計検定 統計調査士・専門統計調査士 公式問題集2017〜2019年
参考書を一通り読み終え、模擬問題も解いたらこちらの公式問題集を解くようにしました。
2019年11月問題から2017年11月問題まで合計で3年分の問題があります。
模擬問題を解いて復習して2019年問題を解くと正答率は40%まで上がりました。
統計調査士の勉強方法と同様に試験問題を解いて間違えた箇所は参考書を読んで復習。これを繰り返して理解が浅いところを深めることで着実に正答率が上がりました。
さいごに
合格すると統計調査士と同様に手帳のようなものが後日郵送でされてきます。
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