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【Azure】Azureのサービスの予約購入したものを参照できない際の対処方法
概要
Azureサービスのリソースは基本的には従量課金のコストですが、長く使用する場合は予約購入を使用することで従量課金と比較すると場合によってはおよそ半額のコストで運用ができるようになります。今回は、グローバル管理者などの管理者が予約購入しても、予約から下図画面のように内容が表示されない時の対処方法を共有します。
予約購入可能な主なサービス
- ここで予約購入可能な主なサービスをピックアップします。他にもありますが、あくまでよく使うであろうものになります。
- 仮想マシン
- AppService(リソース数ではなくて、インスタンス数のカウントになるので注意)
- Database for MySQL(リソース数ではなくて、コア数のカウントになるので注意。高可用性を有効の場合は2倍の金額になります。)
- Database for PostgreSQL(リソース数ではなくて、コア数のカウントになるので注意。高可用性を有効の場合は2倍の金額になります。)
- Cosmos DB(RUによる課金)
- Data Factory(リソース数ではなくて、コア数のカウントになるので注意。)
- Cache for Redis(Premium以上で予約購入可能。「スケールの倍率×容量」での計算となります。)
- Fabric(F2から対応可)
対応した内容
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グローバル管理者権限でAzurePortalにアクセスする。
https://portal.azure.com/ -
EntraIDを検索し、アクセスする。
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[管理]>[プロパティ] に移動する。
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[Azure リソースのアクセス管理] の下で [はい] に切り替え、[保存]をクリックする。
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一度、サインアウトする。
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もう一度、サインインし、予約から予約購入した内容を参照できるようになれば、大丈夫です。
[アクセス制御 (IAM)] ページを表示すると、ルートスコープでユーザーアクセス管理者ロールが割り当てられていることを確認できます。
参考URL
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