個人ゲーム開発者が Steam Playtest で感じたメリット
Steam Playtestって?
Steamで公開予定のゲームを一般のプレイヤーにテストしやすい形で配信できる仕組みです。
開発者が設定することで、ストアページの中段に表示されます。

メリット
プレイヤー側のメリット
- リリース前のゲームをいち早くプレイすることができる
- 気軽にアマチュアのテスターとして開発に参加できる
- 無料
リリース前のゲームをテストしてみたい・ゲームの不具合に遭遇してみたいという方は魅力的なのではないでしょうか?
逆に不具合に遭遇したくない方・最初のプレイは大事にしたい方にはおすすめしません。
開発者側のメリット
- リリース前にプレイヤー視点のフィードバックをもらえる
- Steamキーを配る必要がない
- 公開人数を制限して、じわじわと公開ができる(後述)
- ストアページを公開済みなら追加費用なし
- 元のゲームのレビューやウィッシュリストに直接の影響がない
費用がお互いに掛からないのはSteamさんの懐の深さが窺えます。でもフィードバックをプレイヤーから得られるような機能は含まれないので、開発者側の工夫が必須になると思います。
また、基本的に秘密保持契約をする前提ではないので、オープンに意見を求めるときには最適です。
開発者側の機能についてざっくりと
機能としては単純で、
- Playtest用のビルドのアップロード
- ストアページへのPlaytestのリンクの表示・非表示の切り替え
- 既に公開したゲームの無効化・有効化
- 公開範囲の制御
ができます。
本番のアプリとは親子関係になりストアページは共有するものの、審査などの管理は分離されていて、体験版と同じように別のアプリを作れるイメージです。どのようなアプリにするかは開発者側で決めることができるので、体験版のようにプレイを一部分にもできます。
体験版との大きな違いはプレイ希望者の公開範囲の制御が行えることかと思いますので、そちらについて詳しく説明しようと思います。
公開範囲の制御ができる
まず、制御付きかオープンかの大きく二種類があります。
制御付き
制御つきは、開発者側で任意のタイミングで許可を行うことで、プレイヤーにSteamからメール通知が届き、プレイヤーが利用可能となるものです。
許可する際には許可するプレイヤー数もしくは、プレイヤーの居住エリア(国単位で数が多い場合に表示される)を指定することができます。
用途としては、希望者をプールに溜めておいて、じわじわとテストをしたいときかと思います。
指定のプレイヤーだけ許可する用途ではPlaytest用のSteamキーが利用できます。


オープン
オープンは制御付きとは違い許可の操作せずに、即時でプレイヤーがPlaytest用のゲームを入手できます。
フィードバックを得る方法
フィードバックを得る方法としてコミュニティやアンケートがあると思います。
また、プレイデータを送信してもらい、それを分析する手段もあるかと思います。(Analyticsツールのイベントなどを要所で設けるなど)
フィードバックを有効に得るための方法は開発者側で考えることができるので、今後も模索しようと思います。
後進のために使っていたGoogle Formを置いておきます。これが良いフォーマットかは模索しているところなので、ぜひ自分なりに改良してみて下さい。
回答の送信をしなければ途中まで適当に進めて構いません。
最後に...
Playtestを実施して完成したゲーム Gluckをリリースしました。
Google Formで実施したアンケートでは不具合を細かく報告いただけたり(とても助かる)、温かいコメントとともに厳しいコメントもいただきました。そういったプレイヤーの方のためにも、よりよいものを作ろうと思えましたし、それが一番大きなメリットだったと思っています。
リリース後でも頂いたコメントに助けられています。なんとか次回作を出せるように頑張ります...。ぜひプレイしてみて下さい。(2025年追記)
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