高校生が語るVimの良さ
この記事はVim 2 Advent Calendar 2020 14日目の記事になります
皆さんこんにちはこんばんはHasuです。今回は始めてのVimアドベントカレンダー参加となります。
よろしくお願い致します。
この記事のテーマ
現在私はメインエディタとしてVimを使っています。そこでこの記事では
- なぜ今ideがある中で高校生の私がVimをメインエディタとして使っているのか
について書いていこうと思います。
なぜ今高校生がVimをメインエディタとして使っているのか
現在はVScodeなどのIDEと呼ばれるものが主流になっています。IDEはとても便利な機能がたくさん備わっています。
そんな中なぜ私がvimというエディタを使っているのかは
- IDEは良くも悪くも機能が多いため、やりたいことを見つけるのに苦労する
- ターミナルさえあれば動く。
- キーバインド
- 一つの操作を実行する方法が複数存在する
の理由からです。
IDEは良くも悪くも機能が多い
これは私がIDEを使わない最大の理由になります。IDEにはたしかに便利な機能が入っていますが、初期搭載されている機能が多すぎて自分のやりたいことを探すのに苦労することがよくありました。その中で
確かにあると便利な機能なんだけど、必要なときに追加すればいいのでは?
と常に思っていました。
一方Vimはインストール時、必要最低限の機能しか存在しておらず、やりたいことに合わせてプラグインを追加していくという流れになっています。.vimrc
等の設定ファイルやVim-plugなどのパッケージマネージャーのおかげてプラグインの追加・削除がとても簡単にできるようになっています。
コード補完機能もvim-lsp、vim-lsp-settings、coc.nvimなどのプラグイン追加で利用することができます。
ターミナルさえあれば動く
VimはほとんどのOSにプリインストールされているので、インストール等の操作を必要としないことが多いです。
そしてターミナル上で動くので、サーバーなどのCUI環境でも動かすことができます。当たり前なんですがこれが結構便利です。
キーバインド
Vimといえば何かと言われたらキーバインドと答える方が多いと思います。
このキーバインドは私にとっては一種の麻薬のようなものです。
一度手に馴染むと離れられなくなり、いまやブラウザ操作、ブラウザでの文字入力もVimキーバインドで行っています。
私はブラウザ操作はVimium、ブラウザでの文字入力はwasaviという拡張機能で行っており、プログラミングに関してはほぼマウスを使用せずキーボードだけで作業できています。
確かに覚えるまではとても苦労するので、Vimを始めようとしてもキーバインドで挫折する方が多いです。しかし、ブラウザ操作などを気が向いたときにVimキーバインドで行えば、気負わずにキーバインドに慣れている状態を作ることができるのではと考えています。
一つの操作を実行する方法が複数存在する
例えばvimには行単位での削除コマンドとしてdd
があるのは有名です。
ですが、shift-v + d
というコマンドでも行単位での削除が可能です。
このコマンドは shift-v
でvisual-line mode に入り、行を選択、その後d
にて削除を行う。という流れになっています。
このように、作業結果は同じでも、結果に至るまでの操作法が複数存在するため、奥が深いのもvimの面白さです。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます!もっとVimについて知りたい!と思っていただけた方は、
Vimmerが集まるSlackがありますのでそちらへお越しください!
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