Open1
ブートマネージャー周り
ブートローダ
- HDD等からOSを起動するためのプログラムのこと
- 以下の種類がある
- GRUB Legacy
- GRUB 2
- 第一段階のブートローダはHDDの最初のセクタ(
512バイト
)にあるMBR(Master Boor Record)に格納されている - そのうちブートーローダはは先頭の
446バイト
領域に格納されている - GRUB LegacyまたはGRUB2をインストールするには、
grub-install
コマンドを利用する
GRUB Legacyの設定
- GRUB Legacyの設定ファイルは、
/boot/grub/menu.lst
、ディストリビューションによっては/boot/grub/grub.conf
- ディスク番号、パーティション番号ともに0から数える
- 起動プロンプトは
grub>kernel カーネルイメージ
GRUB2の設定
- GRUB2の設定ファイルは
/boot/grub/grub.cfg
だがファイルをを直接編集することはない - 設定内容は
/etc/default/grub
および/etc/grub.d
ディレクトリ内のファイルに記述し、grub-mkconfig
コマンドで/boot/grub/grub.cfg
ファイルに反映させる - ディスク番号は0から、パーティション番号は1から数える
- GRUB2では機能ごとにモジュールが用意されており、モジュールを使う際は
insmod
でロードするモジュールを指定する - 起動プロンプトは
grub>linux カーネルイメージ
Linuxカーネルの主な起動オプション
起動オプション | 説明 |
---|---|
init=パス | initの代わりに指定コマンドを実行 |
root=デバイス名 | ルートパーティションを設定 |
数字(0-6) | 指定したランレベルで起動 |
quiet | 起動中にカーネルからの情報出力を抑制 |